2018.03.25 和歌山サイクルフェスタ2018

masahikomifune22018-03-26



和歌山って京阪神地域の人からするとすごく遠い。そんなイメージを持っている人がかなり多いと思う。
確かに20代前半、実家(京都府城陽市)にいた頃に和歌山へ行くとなると国道24号線を延々と南下していく。奈良県五條から和歌山県橋本市に入っても、和歌山市はまだ50km。そして流れの悪い国道24号を走って行く。そんなイメージがいまだに強い。
しかし今では高速道路の整備で、京都から和歌山でも阪神高速京都線から第二京阪近畿道から阪和道でそれこそ1時間半ほどで着いてしまう。城陽から京奈和道を利用すれば大半が無料区間で2時間半ほどで到着できる。昔は車で4時間では厳しかったのに。遠くて近いのが和歌山だった。


そんな手軽に行けるようになった和歌山で開催された
「和歌山サイクルフェスタ2018」
今回は最長距離の「天空の聖地高野山センチュリーライド」151kmにゲスト参加。
海南市和歌山マリーナシティをスタートし紀ノ川沿いを東進して世界文化遺産に登録された丹生都比売神社(にゅうつひめ)へ抜ける県道109号を登り、国道を370号を回避して高野山を目指す。
帰りは国道370号をトレースし、海南に戻ってからは県道160号で味のある黒江の集落を抜けていく。
全体に飽きのこない、走っていてバラエティに富んだコースレイアウトでした。


大会に先がけ、前日イベント「サイクリストの夕べ」が開催。こちらではトークセッションをさせていただきました。
が、この大会に向けて枚方から自走で。
時間がたっぷりとあると言うことだったら、せっかくだったら自転車で行きたいでしょ(笑)
国道168号から国道24号。高校時代は12月30日の乗り納めが和歌山往復だったし、ちょっと懐かしかったです。
天気も良く、途中紀ノ川大堰でダムカード(堰カード?)をゲットしました(笑)


トークセッションは有料で人数制限。バイキング料理付きなうえにマグロ解体ショーでマグロ食べまくり!
ちょうど喋っている間にマグロをふるまわれるので、イベント担当者さんにこそっと
「ちゃんとマグロの確保よろしく!!」とだけ伝えておきました(笑)
おかげでトーク終了後はマグロ祭り。抽選会までの15分ほどの間にマグロを食べまくってました



当日朝6時からウェーブスタートでスタート。
最後尾グループでスタートしたので約1時間後。
和歌の浦のアップダウンは、「おっ!イタリアの地中海みたいじゃないか!」という景色。
そして紀ノ川沿いは予想に反して向かい風。ここは絶対追い風だと思ったんだけど、これは相当暑くなる時のパターンか。そして登りに向けて3つのエイドステーションと親切な感じ。道の駅 柿の郷くどやまから丹生都比売神社へ登る最初が厳島神社横の「壁」・・・

ここで既に歩いている人も・・・海抜50m?ほどから800mぐらいまでの登りだが、歩いていて大丈夫か??と心配になってしまう。

このあたりはマトリックス時代に何度も走った練習コース。懐かしいと思った反面、え?こんなにきついところをあんなスピードで走っていたの?って。10年の間に速く走ることなんてできなくなったなぁ・・・

ちょっと花粉の影響でそれほどスカッと景色は見れなかったけれど、それでも上空からさっきまでいた下界をみるのは爽快。約1時間半ほどかかって高野山へ。
正直なところ雪が積もっているのでは?けっこうひんやりと別世界では?と思ったが思っていた以上に暖かく、エイドで振舞われたランチセット?を外で食べるのが気持ち良くて美味しくて。
この時に1時間前に出発した先頭組に合流。まぁこちらはスピードを上げるというよりも、先頭に比べて休憩時間が少ない。そりゃ追いつくよね(笑)
先頭の先導者さんサイクルリーダー)さんもちゃんとマネージメントしていて、スピードはスムーズに流れるいい感じだったけれど、危険に感じることはなく気持ち良かったです。

ここからは海南目指してダウンヒル。以前よりも道は相当整備されていて、気持ちいいけど難しくて危険なワインディングはかなり姿を消していた。ホッとしたと言うか寂しいというか。高野山のつづら折れは名物だったんだけどね。


下りきって海南市黒江の町並みは実は以前から少し興味あり、ここは今度ゆっくりと散策してみたいかな。こういうサイクリングイベントやブルべを通じて知った素晴らしい景色はたくさんある。
世界中に足を運んでも、まだまだ灯台下暗し。日本のそんなに遠くないところにもいい景色はいっぱいある。
今回の和歌山なんて自宅から120kmまでしか離れていない。しかし知らない素晴らしい景色があることを今回の大会で実感しました。
それを満喫できる余裕を感じるホスピタリティ、各エイドでのおもてなしも最高でした。


そして
夕方には再び自宅へ向けて自走開始。
往路はかなり寄り道してGPSのバッテリー残量を気にしながらだったけれど、復路は少し追い風基調そして何よりも今日中に帰りたいという思いで往路(8時間)よりは速くゴール(6時間半)

前日イベントはじめ大会当日も多くの方と喋ったり一緒に写真撮影したり。
皆さんどうもありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしています。



前日イベントの打ち合わせは15時に現地で、と言われていたから、迷うことなく自走で(笑)
枚方〜海南は120kmほど。紀の川市から海南へ国道424号を通ればもう少し近いんだけど、和歌山経由で紀ノ川大堰でダムカード(堰カード?)をゲット



和歌山に入って海が近づくと風が違う。
予想最高気温よりはるかに高い、20℃ぐらいありそうだ。



前日イベントは和歌山マリーナシティの中でバイキングで食事をしながら。
そういえばここはポルトヨーロッパ、遊園地だったようなぁ〜
って、途中までパルケ・エスパーニャと勘違いしていたが(笑)
JTBのイベント担当でここ何年もお仕事している藤原くんと。
学年1つ違いで、一緒に仕事していてすごく気持ちよくできる一人だ。



マグロ〜
>゜))彡



朝6時スタート。
最高にきれいな朝日の中をスタート



今回のMCは、というか「も」だね、星野くんと。
年間どれだけ一緒に仕事してるんだよ。
スベリそうでいやいやスベってる、関西的にはスベッってるけどそのまま気にしない喋りがウケてるのか?
各イベントで元気な「行ってらっしゃーい」「おかえり〜」コールはないと寂しくなる不思議な魔力



くどやまの道の駅からはいっきに高度を上げる。
下界がきれいだ。



高野山
山全体が神秘的。
遥か昔にこれだけのものを建築するのに、どれだけの労力を要したのだろう・・・



高野山のエイドステーションではすごくしっかりとした食事。



場所によっては桜満開。なんだか得した気分だ。