2015BRM124近畿200 

masahikomifune22015-01-25


今年(と言うか今月ですね)4回目のブルベはBRM124近畿200。近畿的には泉佐野200ってやつですね。
泉佐野スタートゴールのブルベで言えば定番コース、来月に行われる300kmもこのコースの延長だ。
天気予報的には朝の冷え込みも激しくないし、コンディションは悪くない。
忍坂(おっさか)の登りはそれなりに勾配もあるが、コース全体で言えばそれほど険しいわけではない。
むしろ峠が一発で済む、ポイントのわかりやすいコースとも言える。
(復路の雄ノ山峠もきついが・・・)
あとは紀ノ川沿いが復路は大体向かい風だということぐらいだろうか。


スタートから笹井と二人旅。
せっかくだし2人で協力してさっさとゴールできるように協力しますか、と。
朝5時半の時点ではそれほど寒さを感じなかったが、スタートする8時前の方がはるかに寒かった。
ラファのメリノグローブの下にメリノライナーの定番の組み合わせ。
きっと忍坂登りや復路の忍坂以降は暑くなるだろうし、そういうときはメリノライナーだけで走ればいい。
要は気温に応じてある程度の対応を考えておかなければ暑すぎて汗をかいて逆に冷えてしまったり、寒すぎてまったくスピードが上がらなかったり集中力を損ねてしまい危険な可能性もある。
重ね着で調整、そしてどこをどう保温するのかも大事だ。
今回はお腹と肩甲骨に貼るカイロで体を冷やさないようにした。
最悪熱すぎる場合は外せばいい。


雄ノ山峠は大阪側からはそれほど険しくない。
徐々に勾配はきつくなるものの、まずまずのペースでクリアー。

紀ノ川沿いはまだ風の影響はない。軽く追い風かも知れないが・・・
五条のPCでもほとんど食べず。まぁ片道100km、そこまで頑張って食べなくても200km(約8時間)なら大丈夫だ。
ちなみにスタート時はOREOチョコ2個と名側を忘れたが同系のチョコ1個。ビスコを2個と子供の遠足おやつ状態。
そしてボトルは650mlを1本。
補給では缶コーヒーや缶スープなど、暖かい飲み物で体のダメージを少なくした。

ここから飛鳥までの県道120は細くて危険。
夜中に走ったときは正直これでルートは正しいのか?とずっと不安だった。
今回も一瞬県道120の表記が消えるのだが、本当に合っている?と不安になりUターン。
ルートロストというか、これで「もし」間違っていたら危険。
走る都度に景色も変化していて、「こんなところに信号なかったよね?」とか「ここって建物あった?」なんて感じで、見た感じで景色を覚えていると逆に不安になる。

気温も上昇して青空。飛鳥のあたりは徐々に人が増えている。
これは復路は車に気をつけないといけないなと注意する。
忍坂の入り口で後方からの参加者に追いつかれた。けっしてこちらもゆっくり走っていたわけじゃないのだが・・・


以前泉佐野300のナイトランで登ったことがあるのだが、日中に忍坂を登るのは25年ぐらいぶり。
約4kmの急こう配の峠を越えてしまえば少し下ってUターン。あまり平均時速は落ちないはず。
ちょっとリズムを早めに設定し、頂上では単独。PC2でも最低限の補給だけを摂ってUターンすることにする。
単独で折り返し、下って桜井のあたりで笹井が追いついてくる。
「むちゃくちゃきつかったです!!」
と言っていたが、オレもきつかったのだが・・・さすがシクロクロスC1戦士は速い(笑)
しかしこの後「もう売り切れましたから」と、結局残り6kmまで先頭で引き続けることに・・・

PC3を出てから紀ノ川沿いは向かい風。
時速30キロをキープするように頑張る。
上手くいけばグロスアベレージ25キロオーバー。
なんとかなるか??ここまで来たら自分との戦い、ハンドルの下をもって淡々とペダルを回す。
雄ノ山峠への裏道では道路工事で迂回を余儀なくされるが、心折れないように頑張り、8時間24分でフィニッシュ。

ギリギリでグロスアベレージ25キロを上回った。
今季は寒かったり、単純に体力のなさで25キロをなかなか上回らなかったが、ここにきてようやくだ。
まぁ天候などのコンディションにも恵まれたのだが気持ちよく4週連続ブルベを締めくくることができた。

次回のブルベはこのコースとほぼ同じBRM221近畿300。
今度は紀ノ川が完全にナイトラン、そして忍坂の下りも怪しいし何よりも日がくれれば2月中旬だと相当冷え込むはずだ。
今回以上に装備も考えなければ厳しい。



スタッフの小川さんに写真いただきました。いつもありがとうございます。