BRM723静岡600

軽井沢から佐久へ向けて、今まで頑張って登ってきたご褒美のような下りが続く。
復路は12時間を切ることも可能という風に聞いている。
落合くんとは協力というよりも大半はこちらが引いているものの、一緒に走ることで精神的にも非常に楽をさせてもらっている。
GPSを持っているのでルート案内してもらえるだろうと油断していると、時折ロストしているのがたまに傷だが・・・(汗)


佐久から小海町へ向けては旧街道のような味のあるルート。個人的には大好きだが、微妙に登り貴重かスピードは徐々に落ちてくる。
そして同じように湿度と気温も高く、体のリミットを時々感じてしまうようになる。
道の横に流れる小川を見て体を付けたい衝動に駆られる。
このあたりで少し落合くんもペースダウンで焦った(?)のか、先頭に出てペースが上がり気味
しかし気温が高いので、頑張ったらすぐに体温も上昇。
体の水分がすべて沸騰するかのようだ
落合くんもきつそうなのか、顔は赤くなり逆上せているようにポォ〜〜っとしている。
ここはゆっくりでも進んでいきたかったが、明らかに体調が変。国道に合流してすぐのコンビニで休憩。ここではヘルメットやシューズを脱ぎ、冷たいものを食べたり飲んだり。
とにかくここにたどり着く少し手前から汗が泊まっている。完全に熱中症気味。非常に危険だ。


およそ16分、ここで休憩したことでリフレッシュでき、そしてここから始まる野辺山高原までの峠を耐えることができた。
20?ほど登り続けて500mの高低差。急勾配はないが数字以上にきつかった。
登っても、登っても終わらない。
落合くんと二人で「まだか〜〜〜っ!」と叫びながら走り続け、ようやく野辺山の頂上へ。
ここからの下りは豪快なダウンヒル
もし車の隊列がなかったらどこまでも吸い込まれるようにダウンヒルを堪能したに違いない。そう思うほどに気持ちよく、そして吸い込まれるようなダウンヒルだった。
そして下っている最中に、一度何かでここに車で走ったことを思い出す。
多分まだ20代か。シクロクロスだったかマウンテンバイクのレースだったのか、記憶にないが清里付近から高速まで車で走ったことだけは思い出した。

下りで離れた落合くんを待ち、つぎのPCへ向かう。
太陽は徐々に陰りだし、遠くに富士山がうっすらを見えている。
富士山を普段目にすることのない地域に住んでいるからか、富士山が見えるとテンションが上がる。
下り基調の県道12号を進み、PC5セブンイレブン韮崎旭町店に18時半到着。
予定よりじわじわと遅れている。
出来ればここに17時台にはたどり着きたかった。

夕食タイム。
陽は沈んでいない。
食べるのか?
進むのか?
・・・
二人の意見は
食べる!
二人ともナイトランは問題ない
まずは仕切り直しだ


俺はがっつりとスパゲッティに豚汁と不思議な組み合わせ
塩分も欲しい、炭水化物も欲しい、糖質も欲しい・・・
滞在時間20分16秒
陽は更に沈んだ。
ここからが正念場、あと170?ほど。
気合いを入れて太平洋を目指す