命のホイール ホイールは命
体調がいまいち？？？朝がすごく冷え込んで感じるけれど、実際はそれほど寒くないのかな？？
長男にも今朝はあまり寒くはないと言われてショック
体調じゃなく年齢の問題か？
本当に寒い日は家の近所の道路にある気温表示が−５℃！
関西としてあり得ないし･･･
今朝もそのぐらい寒い！と思いたいが結構「暖かい」
なんか体温を作り出していないような気がする
やはり体調悪いのかな？？？
午前中に実家まで往復30kmほどのイージーライド
明日は浜松までライディング。明日使おうとしていた練習ホイールが実家にあるので自走で行ってホイール入れ替え。
往路はカンパ・バルセロナのチューブラーリムのホイールで走る
既に10年もののホイールで、昨年末に他界してしまったベルギー人メカニック、フレディ・ヘイデンスが組んだもの。
俺ももちろんだし本当に多くの日本人が彼にお世話になったと思う。
オランダに住んでいて、当時ベルギーに住む橋川のところへ遊びに行ったとき、初めてフレディを紹介してもらった。
いつも陽気で一緒にいると悩みも吹っ飛びそうな明るいキャラだけど、時折見せるシリアスな表情に人生というものを語るにはヒヨッコだけど、ただ彼は本当に修羅場や苦労をしてきたんだろうなぁ〜と感じたものだ。
ベルギーに引っ越してからは１軒飲食店を挟んでのお隣さんだった
よくビールを飲ませてもらい、無理なお願いも聞いてもらった。
橋川はじめ多くの日本人が世話になっていたということもあったし、その中でもすでに俺は既婚者だったのでフレディにあまり世話にならないようにしたいな、という付き合いを心掛けていたものの、気付いたらドップリと助けられていることが多かった。
２０００年頃からは元メカニックとしてショップを経営していたが再びプロチームのメカニックへ
ロットのメカニックとして各地を転戦していて、俺のこのホイールを組む時も
時間がないからさ、前輪はロットと同じ組み合わせだしチームホイールでいいだろ？
って、マリオ・アールツの名前の入ったものを渡された。
結局あれだけ世話になっても亡くなったという知らせを聞いてもなんにもできないな、と自己嫌悪になりつつ、せめてもと元旦の初日の出はフレディの組んだこのホイールで山中越へ
気温氷点下の中をひたすらフレディやベルギー時代を回想しつつペダルを踏む
アイスバーンだけど大丈夫！チュミルやボーネンの手組ホイールを手掛けた一流メカニックのホイール、そんなことで滑ったり壊れたりするわけないやん！なぁフレディ！
〜チュミルがパンクしたらさ、それはタイヤせいだろ？
でもメカニックが悪いみたいに言われることもあるんだよ〜
そういいながら、俺のどうでもいい喋りの相手をしながら、タイヤの傷を入念にチェックしていた・・・
初日の出は意地でもフレディのロードホイールで行きたかったわけ。
例え雪が１メートル積もっていようが
そのホイールも実はあちこちガタがきているし、そしてちょっと摩耗したチューブラーということもあるので今回のワンウェイな用途には使いたくないので、今回は日本に帰国してからずっと練習に使っていて壊れそうで壊れないホイール。
こちらはいつも日本でホイールを組んでもらっているスクアドラの轟木氏によるもの。
俺の求めてる硬さもドンピシャだし、何よりも壊れたり振れもほとんど出ない。
でも既に5万キロは走っている・・・ベアリングもちょっとヤバい。大丈夫か？
大丈夫
一流メカニックの組んだホイールはそう簡単には壊れないさ！
今日のトレーニング
練習と言えるようなものじゃないし、それはさすがにおこがましいな（笑）
実家までは比較的追い風で、意外と調子いいかも？？って思ったけれど、風の神様が助けてくれたんだね（笑）
復路は全然スピードでませんでした
- ZONE 1：13分54秒
- ZONE 2：28分47秒
- ZONE 3：17分12秒
- ZONE 4：1分42秒
