2018 BRM107近畿200 - Massa’s Eye

年末には恒例？八重洲出版さんのムック本の原稿用紙約70枚ほどの仕事で完全に体力は底をつき、ブログをはじめ書き物関係には頭がまったく働かない状態で年越し･･･

去年よりマシなのは、去年は原稿納品しようとメールを送信した瞬間に発熱し倒れました
（笑）
嘘みたいな本当の話。

20年ぶりの発熱。そのまま病院に行くと
「インフルかな？発熱してすぐなのでわかんないですが、インフルにしときましょうか？」と、インフルかどうかわからないうちにインフル認定。でタミフルもらって服用。で数時間後には熱はなく、インフルの症状すらなく･･･知恵熱か？？
今年は送信ボタンを押しても魂は残っていました。

と1月7日、今年初ブルべへ行ってきました。
BRM107近畿200は滋賀県の近江八幡をスタートゴールする200km。シーズン最初のブルべは200kmぐらいが適正距離。これでも長く感じられる。
ルートは松坂城へ行って帰ってくるコース。

本当は安楽峠を越えて石水渓を通る素晴らしいルートなんだけど、残念なことに積雪で迂回ルート。柘植から関西本線沿いで加太から関宿へ。走り慣れたルートで、アマチュア時代にも何度も走っているしプロになってからは静岡方面に自走するときは必ず通る定番ルート。名物ともいえるグラベルがなくなっていたのは寂しいやら、しかし嬉しいやら複雑な気分。
前日が関西シクロクロススクールで希望ヶ丘。そのまま八日市駅前のホテルに泊まりブルべに集中。朝ごはんをホテルで食べたかった事、そしてこの時期早朝に走っても凍結や寒さでいいことなんて何もないから7時/7時半/8時と選べるスタート時間はもちろん8時。ホテルの朝食は6時半からだったし6時半きっかりに朝食会場へ。
暖かい白ご飯とみそ汁だけで朝から幸せな気分。これから200kmも走るんだし、やっぱり朝は温かいちゃんとしたものを食べておきたい。

各地から見慣れたブルべ仲間が終結。まるで同窓会だ。
ロードの会場で会う仲間たちとはまた違うキャラクターで、個人的には楽しみな人たちばかり。スタートギリギリまで楽しい会話を楽しみ、スタートしてからもしばらく一緒に喋ったり。

今回の目標は可能ならば8時間切り。
ルートは険しい登りはないし、何よりも信号地獄がない。200kmはどこか超ファーストラン的なところがあるので、うまくいけば凄いタイムも生まれかねない。
と期待したものの、結局先頭牽くのはほとんどオレかいっ！！
速くはないが遅くはないペースでペースメーキング。
通過チェックのコンビニ以降、ようやくメンツは落ち着いて3人に。
それでもほとんど先頭だったけれど、何回かは後ろで休むこともできてよかった。

今回のルート、折り返しまでは強烈な追い風。関宿あたりからは気温もさすがは伊勢路！というべき暖かさ。毎回思うけれど、柘植から板屋あたりまで来ると本当に気温が違う。
速すぎない、しかし追い風を利用したって言えるペースをキープ。PCでもなるべく早めにスタート。
折り返しの松坂城からはお約束の爆風。
焦らない。スピードは気になるけれど。体感的な強度をベースに漕ぎ続ける。
そしてこの地域を走るランドヌールたちには超嫌われている？グリーンロード。勾配のきついアップダウンが続くんだけど、それ自体はそれほど嫌じゃなくて、結構下りきったところに信号が。せっかく勢いを！って時に信号に引っかかるのは辛いね（笑）

国道25号関〜柘植間は何度も走り慣れた道。ここまで3人だったのが1人力尽きて2人に。7時間50分ぐらいペースで走っていたけれど、ここからは少しだけペースアップし7時間45分ペースに修正。で、もう少し行けるかも。40分切りいけるかも！と三雲からは全力フルスロットル。もう脚が攣りそうだったんだけど、なんとかゴールまで耐えてくれた。
7時間38分。202kmなのでグロスアベレージが26.4km/h。
低温で強風、先頭ローテーションも少人数でと考えれば悪くない。
過去に7時間切りもしているが、もっと気温も高く風もそれほど影響を受けるところを走っていない。何よりも体力レベルが今よりも高かった。

次回のブルべはBRM121近畿200。伊勢をスタートゴールするルートで尾鷲までを往復する。
標高の高いところへは行かないものの標高差100mのアップダウンが断続的に続くジェットコースターコース。今回のようなペースではさすがにきついだろうが、今回の完走でなんとかいい感じでゴールできそうな自信がついたし、次回も気持ちよく走れるように頑張ります。

今回のルートは非常にバランスよくて、少しアップダウンは少なめ。1月のブルべだしこのぐらいでちょうどいいのかもしれない。