2017　第3回ゆずの里向山グラベルクリテリウム

masahikomifune22017-09-26

週末は第3回目となった「ゆずの里向山グラベルクリテリウム」を開催しました。

まずは参加していただいた皆さん、大会をささえていただいた協賛社の皆さん、お手伝いしていただいたスタッフの皆さん、地元の皆さん、本当にありがとうございました。

天気が良ければそれだけでイベントは成功

朝こそ霧に包まれていたけれど、あっという間に快晴、そして暑いぐらいの暑さに。
地元南丹市会議員の小中先生がお忙しい中、足を運んでくださり大会を盛り上げてくださいました。
この大会は他の大会と比べれば本当に運営予算が少なく、というか正確には赤字。
しかし本当に多くの方々に助けられて何とか運営できている。
小中先生もそんな助けていただいている一人。オープニングカテゴリーのビギナークラスでスターターをしていただきました。
進行していくにつれ青空広がる快晴で気温も上昇。普段屋内で作業されている人は日焼けして真っ赤になるほど。
気温だけでなく、終始暑い、いや熱い戦いが繰り広げられました。

グラベルの走行は危ない

何度か言われたけれど、その言葉には反論しなければいけない。
今回の大会での落車は把握している限り1回。それもコーナーでのスリップで、落車された後すぐに起き上がり走り去っていきました。
過去2回でも救急車の出動はありません。
しかし昨今のロードレースは･･･
ロードレースの場合、漕げば、踏めば一定のスピードには到達しますがグラベルだと路面も荒れているから一定スピードまで上がらないのです。
コントロールしきれないスピードまで到達するのか？というと多くの人がそこまでいきません。
そう考えると「危険はない、絶対安全だ」とは言いませんが、多くのロードレースよりも安全と言えます。

タイヤ幅レギュレーション
多くの人にもタイヤ幅レギュレーションに関しては苦言もいただいたけれど、結論で言うと混乱はなかったし、レースとしては面白いものになったと思います。
グラベルというもの自体がロードレースの中でのオプション的なもの。ロードの延長線にあるタイヤ幅というのがひとつの基準かな、と。
個人的には28mmか30mm。25mmだと少しきついけれどパナレーサーのグラベルキングSK26cなら大丈夫かな。
幕張のコースははるかに走りやすいので25?でも問題は少ないと思います。
そしてこのタイヤレギュレーションも上位カテゴリーのみに採用で、下位カテゴリーに関してはタイヤ幅問わず。
シクロクロスタイヤでもOKだし、最近はもっと太いタイヤも存在しています。シクロクロスシーズンを見据えてシクロクロスで走るのもよし。
なお上位カテゴリーにはオープンカテゴリー（タイヤ幅問わず）。こちらはシクロクロスバイクそのままでもOKでした。

今回の大会の盛り上げで大きく貢献してくれていたのは、地元向山区の方々が飲食ブースでしょう。
向山ではゆずを作られており「ゆずカレー」をラインナップ。そのほかにも向山焼きや回転焼きなどもあり、大変人気でした。
残念ながら、余裕をかまして午後に行ったら、カレーは完売でしたorz
この大会のために出店用のテントを新調され、事前から皆さんで仕込み。この大会がこういう地域との交流に一役買えばいいかなと思っています。

今回、20年来の友人であるトレックの野口くんも遊びに来てくれました。
楽勝で勝てるわ
という気持ちだったようですが、あっけなくパンク･･･
最後のリベンジでは、「おまえは現役選手か！」というほどのオーラと集中力、そしてレースの組み立てで優勝。
実況そして進行でお手伝いしてもらっていたDJがらぱと野口ネタで盛り上がりまくり。お互い彼がまだ自転車のレースに出て吐きそうになっていた頃から知ってます。
そんな懐かしい話でも盛り上がりつつ、最後のレースも無事に終了。
参加された皆さんが楽しそうに会場を後にされるのを見ていて、来年も必ず開催しよう！と思いました。

まだ来年の開催日は決まっていないけれど、個人的には3月か4月でしょうか。シクロクロスの余韻が少し残るあたりが理想かなぁ。
まずは向山の皆さん、そしていつも大会運営でサポートしていただいている京都府自転車競技連盟さんに相談して、たくさんの人がまた戻ってきてくれるように頑張りたいと思います。

早朝はまだ霧の中
気温も低く、やはり美山は寒いのか！と思ったのですが･･･