向山CXコースでシクロクロス試乗会及びスクール開催しました

週末は美山町向山の向山CXコースにてスペシャライズドジャパンさんと深谷産業さんの試乗会、そしてスペシャライズドジャパンさん主催のスクール「三船道場」を開催しました。

この向山CXコース、関西シクロクロスシリーズやメモリアルクロスなどでおなじみですが、昨年よりパーマネントコースとして弊社にて運営に携わらせてもらっています。
まだまだ大きなことをできるような会社ではないので、来られている方々にもまだまだ甘えているところはたくさんありますが、シクロクロスのパーマネントコースという位置づけがこのコースの特徴でオープン以来たくさんの方に訪れていただいています。


今回スペシャライズドジャパンさんから、西日本で試乗会やスクールなどのイベントを開催するにあたりご連絡いただいたのですが、なんとお互いに知り合いでビックリ。
そして同じタイミングで活動を応援していただいている深谷産業さんのエディメルクス試乗会開催。同日に2ブランドを乗れる素晴らしいイベントを向山CXコースでさせてもらうことができました。
なかなか接点のないブランド、会社で同日開催に賛同していただいた両社には本当に感謝しかありません。
こんな珍しい組み合わせのイベントで、面白い化学反応も。これははっきり言ってこられた方は本当にラッキーだったと思います。


スペシャライズドさんは2018年モデルのCRUXを試乗に。
なんと世界的に発表されたのが16日の金曜日なので、なんと日本で最初に試乗できたのが向山でした。
というか、もしかして世界で最初に試乗できたイベントだったのかも。すごいですね。
スペシャライズドのシクロクロスもかなり進化しているようで、試乗された方々も絶賛されていました。


そしてエディメルクスは自分も使っているエークロ70のアルミモデルとカーボンモデル。そしてグラベルモデルのストラスブール71。
自分たちもここ向山にてグラベルクリテリウムを開催させていただいていますが、近年「グラベル」というキーワードに対してドンピシャなバイクでした。
自分も乗らせてもらいましたが、太いタイヤを装着できることで走破性も高く、ちょっと惹かれました。


そしてスペシャライズドジャパンさんの主催でシクロクロススクール開催。
「三船道場」として基本的なところから、やや実戦的なところまで。
シクロクロスに関しては基本的なところをちゃんと取り扱える人は正直少なく、そんな肝となる部分をさせていただきました。
土日を通じて参加していただいた皆さんには喜んでもらえたのが良かったです。
参加された方からは
「ぜひ●×県でも開催して下さい」や「今まで知らなかったことばかり」という声も。
ロードでは他の人より速く走れるのに、シクロクロスになると途端にロードほどのアドバンテージを得ることができないというのは、シクロクロスバイクを走らせるためのテクニックがないということだと思います。

基本はテクニックよりもスピードが速いほうが大事。だけど同じスピードならテクニックがあるほうが速い。その一番最後についてくる「ちょっと」したことを今回のスクールでは限られた短い時間なので伝えたつもりなんだけど、実際が大きかったのかな、と感じています。


梅雨入りしているはずなのに向山CXコースは爽やかな風を感じる素晴らしい天気でした。
関西では気温30℃以上なんて予報でしたが、向山では25度前後。日陰にいると気持ちよくてうとうとしてしまいそうな・・・

今回向山CXコースでの新たな試みでしたが、スペシャライズドジャパンさんと深谷産業さんのおかげで無事にイベントは終了。今後もこういう試乗会やスクールを通じた「何か」を開催していきたいねぇ〜!とポジティブな意見を交わしながら終えることができました。

さて、そろそろ今週あたりは梅雨らしい雨が降るんじゃないの??と思いつつ素晴らしい週末を走り抜けて、現実の世界を自転車通勤再開です。
しかし下界は暑い・・・(笑)



向山CXコースの管理をさせていただきている側として、今回はじめてこういう試乗会を開催できたのは、大きく前進できたのではないかと感じました。



深谷産業さんはエディメルクスの試乗車を用意してもらいました。
エークロ70とストラスブール71。シクロクロスグラベルロード。
ロードブランドが片手間でプロデュースしているというものではなく、女子のシクロクロス女子チャンピオンも昨シーズン使用していましたし、そのポテンシャルは十分です。



ストラスブール71
グラベルロードのフレームはマテリアルはアルミなのでどうよ?と思いがちだが、ブロックハウス67は本国ではグランフォンドチームにも供給されているそうだし、6069アルミノトリプルバテッドはアルミの素材ながら十分なしなやかさと剛性を併せ持つ。
今回も少し跨らせてもらったが、40cまで装着可能でタイヤの選択肢も幅が広いうえ、ロードとしても十分使えるそのジオメトリーに、身体は一つだが「これも欲しいなぁ」と思ってしまった。



今回の目玉とも言うべきスペシャライズド・CRUX
2018年モデルで、タイミング的に早々のアナウンスはできなかったのだが、土曜日に市場に来られた方は本当にラッキーだ。
ある意味世界で最初に試乗できるタイミングに巡り合えたのだから



今回スペシャライズドジャパンさん主催のシクロクロススクール「三船道場」を開催。
来たるべきシーズンに向けて熱いシクロクロッサーが終結しました。
最初は座学、そしてそのあとは実践。
各地でシクロクロスに限らずスペシャライズドさんは自転車での遊び方を提案されていますが、その姿勢は共感できるものばかり。
ただモノを販売する、ということだけでなく、ソフトがあっての自転車というスタンスがさすが業界をリードするブランドだ!と感じました。



夏の景色にシクロクロスというのは少し違和感があるが、逆に言えばこの時期から徐々に盛り上がっていくシクロクロスというものが、既にぶーむではなく定着している言うことを強く感じました。