LELへ行ってきます!


いよいよイギリスへ。ロンドン〜エディンバラ〜ロンドン(以下LEL)に出場します。

今回もパリ〜ブレスト〜パリ(以下PBP)同様ラファジャパン矢野大介氏の協力を得られることができ、心強いです。
英語が全く通じない国ではないのでそういう意味では比較的安心ではありますが、しかし日本って結局アメリカ英語の国。イギリス英語とくにネイティブの人は何言っているのかわかんないですよね(笑)
95年96年とイギリスのFSマエストロというチームに所属していましたが、彼らの会話にはほぼまったくついていけませんでした。
レースでも置いていかれて会話でも置いていかれる・・・もう20年以上も前の昔話。


イギリスへ入国するのは2004年だったかのレース遠征以来。
日本に帰国してから短期でヨーロッパへ。その時お世話になっていたマルコポーロチーム、と言うか実はチーム立ち上げでスタッフがオランダ人の友達たちだったため世話をしていたので、ある意味自分のチームみたいなもんだったので海外遠征のときには「行くからレース同行させて」みたいな(笑)それで2回ほどイギリスのレースを走りました。ちなみにFSマエストロ所属時代は、イギリスチームなのに拠点がベルギーでイギリスに入ったことなく。イギリスのレースは里帰り感覚でイギリス人だけが行ってたので実はイギリスは全く土地勘がない国の一つです。


話は逸れたけれど今回のLEL、まったく土地勘もなければ下調べもほぼゼロ。
わかっているのは
エディンバラまで往復1,400km
だけです。
ウェーブスタートのグループがコンパクトなので、たぶんPBPのようなコンペティシブな感じは薄いのだろうとは予測しています。
ちなみに前回の2013LELは60時間台ゴールは3人。1400kmをグロスアベレージ20km/hなら70時間。25km/hだと56時間。そう考えると先頭65時間でゴールされた方は、巡航は25〜30km/hで休憩は仮眠を2回ほど?ではなかったのかと推測しています。実際折り返しと1000km地点あたりで大きく平均時速を落とされているので、そこで仮眠されたようですね。
ちなみにPBPは1230kmを42時間台が先頭なので27km/hを上回っています。そういった意味で、LELはPBPのようなタイム狙いはほとんどいないのかなと思います。まずはコンスタントに巡航速度25km/hキープが基本でしょうか。
今回の目標は72時間以内。あわよくば70時間切りを目標に・・・


まずは無事にゴールするということ。基本的な部分で言うとブルべはレースではありません。あくまでも自分と戦うということが基本的な部分にあり、その自分と戦う部分に人とも戦うことになるというのは至極当然なことというのが私の認識です。他人との勝負に「勝った負けた」ということが最初にはない、というのがロードレースとの違いでしょうか。
自分に勝つ、というのは簡単なようで難しい。自分が認識している自分、自分が思っている自分というのは実はそんなに強くなくて、いつもバーチャル対決では負け続けています。だからこそどうすればいいんだ、という対策を練るのは重要で、レースでもそうだけどブルべの場合きちんと目標タイムでゴールできる、無事にゴールできるということの大半以上は準備と計画にかかっているなと思っています。
それがまたブルべの楽しみ、面白さなんですけどね。


スタートは30日の朝7時半。ちなみに今どこにいるかという情報もオフィシャルサイト内で追跡可能です。
追跡サイトはこちらへ


まずは時差ぼけを抑えて、より万全に近い状態で挑みたいと思います。


最近の飛行機はUSBプラグがあり充電可能
機内ではWi-Fi利用も有料だけど可能。帰りはレポート書いたりするのにWi-Fi繋げてみようかな。



12時間の空の旅。その時の体調で長く感じたり短く感じたり。
特に西へ向かうときはあまり寝ないので長く感じることが多い。
映画を2本を観てうたた寝して。
ロシア上空を越えるともうすぐ!



荷物を受け取ると少しホッとする。
自転車の運搬が一番気を遣う。
リアディレイラーを外してエンドには使い古したホイールからシャフトを抜き取ってクイックシャフトと組み合わせて取り付ければ、エンドやフレーム破損防止になる。
まず荷物を受け取ったらまずは確認。
明日組み立てて少し走って確認しよう。最悪の場合でも2〜3日あれば対策も講じられるしね。



ホテルは空港に近いホテル。同じ物価が高いと言ってもホテルよりも空港のファーストフードの方がましじゃないかな?ということで、空港内でハンバーガー。
ハンバーガーとポテト、コーラで13ポンドほど。1ポンド150円ほどで両替したので1800円ほどか・・・



空港からホテルは3kmほど?なのでタクシーを利用。
足元広くて輪行ケースを足元に置いてもストレスなし。
日本でも空港タクシーにはこれを使ってほしいね、ってそれ以前に空港からタクシーは高すぎだけど・・・