BRM0605振り返り･･･RETURN TO MY SELF(浜田麻里じゃないよ)
これだけダメージを負いつつも、前回の野麦峠越えよりもはるかに楽でした。もしかしたら1ヶ月前のことは忘れているだけ？？？
コワいことに今600kmのブルベを一覧でチェックしています。
ア、アカン
行ってまいそうや…
スタートから気持ちいい晴れっぷり
これから600km！って気持ちになれるほど
前日から膝の痛みがあったので、以前ブログにも紹介した泉大津のまつなみ接骨院の松並くん(masahikomifune.comチームメンバーで実業団登録していて、インターハイチャンピオンでもある)に朝5時半に召集をかけ、足にテーピングしてもらいました。
もうこれでもかッ！
ってぐらいにテーピングしてもらいました。
マジでビックリマークと語尾がカタカナの｢ッ｣ってなるぐらいに。
帰宅して剥がそうとしたら、あまりの痛さに冥土の土産に貼りっぱなしにしようかと言うぐらいに、貼ってもらいました。
完璧！！
なのになぜ膝が痛くなったかって？
簡単です。
要するに
耳なし芳一と一緒です･･･
スタートから1時間ほどは自分の設定タイムよりも時速で2キロ以上遅かった。
単純に一緒に走ろうとしていた方がいなかったので、和歌山県までは相当落として待っていたんですが…
もしかしたらスタートでトラブって来られないかもしれないので、そのまま徐々に自分のペースへ
それでもやはり膝の調子がよくなかったのか、常にいまいちスピードに乗らない。
おかげで有田の辺りではどんどん後続に追いつかれ、最大20人ほどに…
今回予定していなかった潮岬までは追い風基本ゆえ、割と序盤は楽しました。
でも70キロぐらい先頭は俺だけ
ちょっと辛い…
PC1はレジで混んだので予定より30秒長い7分30秒でコンビニ脱出。
普段の練習で7分脱出の成果がでてきたな
もうトイレに行ってもロー●ンポイントが倍です、みたいなポップに目を通しても7分以内だし！
(ここは普通の驚きでいいので、｢ッ｣はなしです。ビックリマークだけです)
ブルベの距離やスピードで評価されるよりも、コンビニ7分で出てこれることも同じぐらい今度から評価してくれ！！
ということで、ここからは少し趣向を変えてメモ書き風にしてみました
潮岬はチェックしてそのまま通過しR42のコンビニで飲み物、食べ物を補給。
次は熊野のコンビニ。佐田越えの前にドリンクだけは補給しておきたい
尾鷲への下り、車の速さに驚き
ここはサーキットか？？
しかしこの峠を暗いときだったら、確実に遅いだろうなぁ〜〜
明るくてよかった
PC3には7時過ぎ到着
ここで前もってサコッシュに入れていた食べ物を走りながら食べる。
結局PC３も通過、俺の飯はPC4までお預け
何食おうかなぁ〜
最近ファ○マのマイヒットは半熟卵
(でもなかった…溜まっていた暴走族みたいな奴ら、おまえらもしかして全部食った??)
PC4までにも膝は調子悪かったが、ここでメシ食うのに15分ストップしたのが原因か、まったくペダリングできなくなった。
イメージで言うならば
頭の中にコーランが鳴り響く
そんな気分
痛みから気持ちを遠ざけないと…
周りに聞こえるぐらい大きな声で歌を歌って気を紛らわそうかとか思うものの、あまりのスピードの遅さに後続に追いつかれたらどうしようと断念
そもそも歌詞を間違ったり音程外したら一生言われそうやしな
津に入って膝の痛みで集中力がほぼゼロ。
気分はゲームオーバー、100円入れて再ゲームでOKです
ビジネスホテルに入って寝ようかな、その間に洗濯しちゃおうかな、でも浴衣で洗濯行ってチラッと見えて捕まったら40時間以内に戻れないよな？？
と妄想
さすがにビジネスホテルは却下
ってその前に今回は小銭しか持ってなかったし…
コンビニに入ってそのまま膝が痛くてへたり込んで爆睡
コンビニの20歳以下禁止雑誌が妙に目に焼きついて悶々と、そしてアホみたいにゆっくり走る車の音とチェーンの音がオーバーラップし、全然深く眠れない！！
って途中自分のいびきで目が覚めたが
(実はしっかり寝ていたりする)
結局仮眠以下の気持ちで再スタート
しばらくは、もしかして寝ている間に誰か前にいるかも？
もしかしたら後ろに来ているかも
と思うが、誰もいない。
前を走るママチャリのオッサンが参加者に見えて
おいおい、ライトつけてないし反射ベストないやん！！
と思うことを数回
R25入り口は真っ暗
こんなとこ絶対でてきたらよからぬものがいっぱい背中に乗っているし！！
と妄想
結局3時半まで近くのコンビニで待機してから突入
最後の砂利道の峠を越えたとき、よからぬものはなかったが、ペースメーカーがもれなくついてきました！！
おお！
野麦峠のときに一緒に走っていて、早いから先に行ってと分かれた直後、オーバーペースがたたって前方不注意で木に激突して、フロントフォークが折れて電車でスタート地点に戻った○×くんじゃないか！！
ということで彼と一緒にゴールを目指す
もしかしてオレがよからぬものだったか･･･
堺泉北道側道では一緒にアイスクリームを食し、前に止まっているアイドリングしまくりの車内ではアイスを欲しそうに女の子がこっちをみている。
お母さんの目が
｢子供が欲しがる前に、はよ食べてどっか行って｣
と言っているように見えたので(妄想)、見せつけるように正面向いてゆっくりと、そして口の周りにチョコを塗りまくって食べてやった
(睡眠不足と妄想制御能力がなくなり、このあたりまで来ると完全に人間の着ぐるみを着た獣です)
ラスト10kmまたまたペースメーカー一人合流
無事に28時間強でゴールに。
予定よりも5時間遅いとは…
さすがに今日は輪行して帰ろうかと荷物を見たら・・・
ズボン入れるの忘れているし(泣)
自・自・自走か…
(たまたま京都方面に車で帰る参加者がいたので、マフラーにしがみついて、素手でしがみついて家の近所まで戻りました：というイメージで、実際は助手席でまったりして帰りました。ありがとう、×○さん)
今回のブルベ0605紀伊半島一周キーワード
- バイク：コラテック･スクアドラ・デューロ
選手じゃない今の俺には硬すぎたか
でもレースするんだったら完璧だね
これ絶対俺じゃなきゃ長距離乗れないし
今はこのバイクでパリ〜ルーべ走りたい
きっとボーネンカンチェラーラは、こんな感じのバイクに乗っていると妄想中
硬い乗り味の中にも衝撃吸収性あり
でもホビーライダーには無理だな
- ホイール：カンパニョーロ・ゾンダ
後半だけ考えるとボーラにしときゃよかったか
けれど真夜中の走行中、一度アスファルトの隙間に落ちてリムが傷いった
あれボーラだったら危うく｢折りたたみ式ボーラ」一丁上がりだったかも
- タイヤ：MASSA T2301
ああ自画自賛！
ノートラブル。パンクどころかタイヤに傷一つなく帰還
コーナーグリップが高く、ハンドリングもナチュラル傾向強く安定しているから不安なく走れた
空気圧は7気圧ほど
しいて言えば後輪のトレッドは磨耗していた
- ギヤ：53T×39T 14T〜23T
後ろはクロスギヤ。20,22Tは意外とよく使った
登りや向かい風ではマメにギヤシフト
でもトップ軽すぎか
- チェーンオイル：プロゴールド･チェーンルーブ
抵抗と持ちを考えたら現在最高レベルのプロゴールドを使ったけれど、ほんと最高。
チェーンが汚れない(ホコリなどを吸収していない?)
携帯性のいい入れ物なら持参するのだが(容器を変えるか…)
今回は他社のものを携帯用に持っていって、PC4チェーンオイルを注したけれど、その後チェーンはドロドロ、もしかしたらそこからチェーンの抵抗も大きかったかも
- ウェアー
なんか荷物減らすこともあり、PC4で着替えず(結局ここでは前もって用意していたサコッシュに補給食入れたものを取ってすぐにスタート。PC3〜PC4は少しでも日のあるうちに走りたかったので)ここからはすげぇウェアーを着ていて不快感が強かった
機能性の高いウェアーでも鬱陶しいのか…
次は浴衣に背中ポケットとかで、鬱陶しくなったら帯解いて走るか…
- グローブ
PC3で用意し、唯一｢着替えた｣
結構手がベトベトしているのって疲れないですか？
ってベトベトしているのは俺だけですか(悲
- 夜中に無性にカレーが食いたかった寄れば良かった…
津で2時ぐらいだったが、2時にカレー食うやつおらんやろ！
と思ったが、今思えば何に、そして誰にそう思っていたのかわからん
これぞブルベの魔物ですか！！
(ちょっと俺もブルベしている人たちと気持ち共有した気分)
その時間に店が開いているんだから、きっと食べる人がいるんだろう
昼間に暑かったからかコンビニのパンや弁当が美味しく感じられず、最後の方は見ただけで吐き気すら感じた。
いつも思うのだが体調よくないとコンビニの弁当が食えない。
なんか関係あるのか？？？
- PC4のコンビニのおっちゃん
買い物したときに
ツールド熊野の関係者ですか！！
って、1週間前に終わってこんな走る格好でおるはずないやん！
横井さんや小野田さんとちゃうって
でも
テントあった方がいいと思って、今年は店の横にありますから！
って、間違ったのか知っていたのかどっち？？
あと、微妙にツールド熊野の関係者なんですけど･･･(汗
