リドレー ヘリウム

2013 RIDLEY HELIUM

今シーズンから使用バイクがリドレーへと変わり、既に元旦から使用開始。
ヘリウムSL、そしてノアと使用。
そして3台めのバイクがヘリウム
さっそく組み立て、通勤ライドに乗ってみた。


もう少し硬い印象かなと思ったけれど、フロントフォーククラウンのあたりは剛性は確保しつつも硬すぎる印象はないし、前三角全体も同じ。
どこかで少しだけ力を抜きつつも剛性を確保している。
これはまさしく石畳のあるベルギーでの走りを本気で考えているバイク!!
と感じました。

もちろんヒルクライムからエンデューロ系までそつなくこなせるバイクだと思うし、その中でプロレベルの選手が北のクラッシックでガンガン使用しても、全く問題がない、どころか、そこをきちんと考えているブランドだなぁ〜、と。

このヘリウム、もともとエクスカリバーと同じコンセプト(?)らしく、剛性が高いのにも納得。
グレードで言えばプロ選手が使わないのでは?と思うけれど、リドレーの場合は価格のグレードだけで使用モデルを判断できるのではなく、要は度のモデルが選手の脚質、そしてコンディションにあっているかだ。
ロシアのプロチーム「カチューシャ」にサポートしていたころは、ポッツァートエクスカリバーを使用していたのは有名な話だし、昨シーズンはグライペルもこのバイクを使用していたようだ。


贅沢な悩みだけど、さすがに3台あるのでシチュエーションごとにマッチングさせればいい、と思ってはいるけれど、どのバイクをどのシチュエーションでチョイスしてもそつなく走りきれてしまうので、思った以上に悩んでいる。

ブルベやロングライドでヘリウムSL、ロード系のイベントなどではノア、そして通勤ライドを中心にヘリウムと思ってはいたけれど・・・
結論はどれを選んでも問題なし、だね(笑)


ヘリウムはヘリウムSLやノアに比べると価格も比較的購入しやすいと思うし、遠征費や他の用品の出費を考えたら、って人にはお奨めかも。
少し肉厚のある踏みごたえも個人的には好感もてるしね。

余裕がある人はヘリウムSLやノアをレースバイク、メインバイクとして使用し、セカンドバイクにヘリウムや今回使用はしていないけれどフェニックスというのもありだと思う。
1台で一番適したものに乗りたい、って人は、各地のリドレー取扱店で試乗会などを開催予定なので、そこで是非試乗してもらえればと思うし、俺も同行予定なので質問してもらってOKです。

その前に相談されるべき俺の悩みが解決されないが・・・(笑)


フロントフォークの形状はエンドに向けて絞り気味か
しかし先がしなやかというほどではなく、衝撃を吸収しつつもラインをトレースしやすい強度を確保している。
これなら最大速で石畳に突っ込んでも、いきなり跳ねて上に飛んでいかないな。
硬いフレームだと衝撃で上に飛んでいくのだ



Tested on pave
この文字は北のクラッシックで十分なポテンシャルを持つということを、たった一言で表している
石畳好きな俺としては、この一言はマニア心をくすぐられる



シートスティ上部の集合部分が、なかなか格好いい
シートスティは横から見るとかなり細いが、後ろから見たら割と太く、衝撃吸収と剛性を兼ね備えている




ISPがプロのバイクっぽく見えて格好いい!!
実は今までISPのバイクを所有したことはなく、今回が初めて!