TOJ京都ステージアンバサダー

masahikomifune22017-05-22

日本最大のステージレース、ツアー・オブ・ジャパンが21日堺ステージで幕を開け、今日22日月曜日は第2ステージ(京都ステージ)が京田辺市でスタートしました。

今年の京都ステージでは、京都ステージアンバサダーに任命されました。
スタートの京田辺市の隣、城陽市出身で京都府南部は庭のようなもの。そして自宅はスタート地点から2.5kmと地元でのレース開催。コースも現役時代のトレーニングコース。そうは言ってもアンバサダーという肩書は早々させてもらえるものではないので、光栄ではあるけれど同じぐらい緊張しました。


スタート地点の京田辺市普賢寺ふれあいの駅ではオープニングセレモニーのトークショーを担当させていただき、山田京都府知事はじめ石井京田辺市市長、木村精華町長らとご一緒にスタートセレモニーに同席。さすがに緊張しました。
選手に「頑張ってください!」と声をかけさせていただいたものの、きっと選手からしたら「誰やねんこのオッサン。言われんでも頑張るわアホンダラ」とか思われていたと思いますが(笑)最近の若い選手は私のことなどは知らないと思います。目が合って挨拶されたのはブリッツェンの清水監督、シマノの野寺監督、ブリヂストンの水谷監督・・・みんな監督ばかり。そういう世代ということですね(笑)


ゴール地点での解説は、アリーさんとご一緒させていただきました。
アリーさんはロードレースの知識も豊富だし、声も心地よくて絶対聞きやすかったと思います。そして何よりも上手くリードしていただき、なんとか無事に解説もこなすことができました。

レースは前半から5人の逃げ。日本人4人が積極的にレースをリードし、最終的には吸収されてからのカノラ選手の単独逃げ切り。個人的には日本人の勝利を期待していましたが、カノラ選手の勇気ある攻撃には感動しました。
そして逃げているときに頻繁に振り返る恐怖と重圧と戦い怯えるところ、そしてコーナーワークなどで後続から姿を微妙に見えにくいライン取りなどクレバーなところ。15分ほどの時間が、長くそして重い、勝利をするということはただ強いだけでは勝てない。忘れかけていた精神的な部分を思い出してこちらも興奮してしまいました。


レース後、シナリオにはなかった急きょの登壇させていただいてのミニトークショー。アリーさんが急きょ提案。
って、っもちろん台本などあるわけもなく・・・
そんな中、アリーさんにレジェンド!と紹介され、多くの方がカノラ選手はじめ多くの選手たちの激闘に刺激されている状態の続きの中、私にも多くの熱い拍手が。
ちょっと役得でした(笑)
でも大丈夫、明日から近所のラーメン屋で飯食ってても、誰も気づきませんから!!
ラーメン食っていてサイン求められたらホンモノですね。

そんな皆さんの興奮状態を少しおすそ分けいただき降壇。そのまま表彰を見ずにロードで帰宅。さっきまで多くの観客が集まっていた登り区間を登りました。もちろん誰もいなくて、まるでさっきの戦いが遠いどこかで行われたかのような感覚でした。


たくさんの方に解説の際にも手を振ってもらったり(もしかすると俺じゃなくてアリーさんにだったのかもしれませんが)本当にありがとうございました。
今回このような名誉なアンバサダーに任命していただき支えていただいた栗村修氏はじめTOJ実行委員会の皆さん、京都府スポーツ振興課の皆さん、京都府自転車競技連盟の皆さん、そして現地で観戦された皆さんにネット中継を通じてたくさんコメントを送ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
明日はいなべステージ。まだまだ熱い戦いは続きます。
もちろん解説は今日で終わりですが、明日は今中大介さん、絹代さんのわかりやすく素晴らしい解説陣、今から楽しみです。
あと残り5ステージ、引き続きTOJの応援よろしくお願い申し上げます!



スタート地点でのオープニングセレモニーでは、”チョコちゃん”こと源汐里さんと
実は意外と古くからの知り合いだったりする不思議なご縁。
お仕事をご一緒するたびに、進歩しているなぁ〜と感じます。
photo:Makoto.AYANO


集団をバックに
10年前、まさかこちら側に立つことになるとは(笑)
photo:Makoto.AYANO


パレードスタートを見届けてすぐにゴール地点へ。
ゴールではアリーさんの実況で生放送、解説をさせていただきました。
photo:Hideaki.Takagi


ゴール後、表彰までの時間で急きょ登壇。たくさんの方の前でのトークは緊張しました。
photo:Hideaki.Takagi