リオオリンピック閉幕

本当にすみません。
いつの間にやら始まって、いつの間にやらオリンピックは終わっていました。
開会式も閉会式も見ずでした・・・

連日テレビに釘付けというほどテレビも見ず、だけどまったく見ていなかったというわけでもなく。もちろん興味がないわけでもありませんし、感動して涙したり。
メダルを獲った選手、獲れなかった選手、目標を達成できた選手、できなかった選手・・・感動がたくさんありました。
が、なんだかいつの間にか終わってました。

4年後の東京オリンピックのときは、閉会式のあとには燃え尽きているのでしょうか。
いずれにせよ、参加したすべての皆さん、感動を、4年後につながる活躍をありがとう。


現役時代にはオリンピックと縁がなく、高校卒業と同時に日本を離れるということはオリンピックの強化の枠から外れるというような感覚の時代だったし、何よりも自分の夢だったプロになったとすれば、アマチュアの祭典と言われたオリンピックというもの自体がそのとき既に自分の中でリアリティの薄い世界になっていました。

アトランタのときは一応強化指定選手に選んでいただきましたが、このときも縁がなく。
アトランタの時にプロも出場可能となりシドニーそしてアテネの選考会はオリンピックに出場しなければ!という鬼気迫るものもなく、最後の年だった北京にはようやく代表候補は既に絞り込まれて、それ以外の選手は全日本選手権で勝っても選考されないとなり。北京のときが一番気楽に走れたような気がします。おまけに現役最後の全日本選手権だったので、監督からのミッションを遂行することだけを考えればと思っていたので。
それまでは全日本選手権で優勝すれば代表に決定だったので、オリンピックイヤーの全日本選手権だけは、どこかちぐはぐな展開が多く走りづらかったように感じました。


自分の選んだ人生を歩み、どこかでオリンピックとは縁のない人生でしたが、もしオリンピック代表になっていれば今とは多少違う人生だったのかもしれません。

思い返せば、日の丸というものに対してはほとんど縁がなく、ロードに関しては世界選手権代表1回、アジア選手権代表1回、ナショナルチームでの遠征1回の合計3回しか日の丸を身にまとっていません。
競技歴を考えればほぼ皆無に等しいですね。95年の世界選手権の次が96年ですからね(笑)


生まれて初めて体験する母国開催の夏季オリンピック
現役で東京を目指す選手たちは、後悔しないように頑張ってください。
今度こそテレビの前で釘づけな毎日になるのかな???
写真は数少ないナショナルチームメンバーとしてのインドネシアツアーにて。