WEDライド 雨で低温、痺れたよ

今日のWEDライド、走行中の写真なし。
ずっと雨で、おまけに低温。出発前にグローブもGORE TEXに交換。昨日まで暖かかったから危うく軽装備で出かけるところだった。まだこの季節は温かくなったからって油断はできないね。


ルートは定番の和束〜朝宮〜大石〜宇治川ライン。
本当だったら一度宇治まで出て、いくつかの急坂をこなしつつ帰宅するつもりだったけれど、さすがに朝宮では気温4℃、それもウェットだったので、さすがに指先や足の感覚も鈍いのを感じていたのでショートカット。

指先の感覚がマヒしていく中、ベルギーで走っているときはこんなのしょっちゅうだったよなぁ、と懐かしくなってきた。
ブレーキシューはどんどんなくなっていき、自分の鼻水でグローブがどんどんカピカピになっていき、足の裏がふやけてペダルを踏むのが痛くて、1分経過することが果てしなく苦痛で・・・
鍵を持つことすらできず、家に入れなかったり・・・
2月のヘットフォルク(現オムロープ・ファン・ヘットニュースブラット)から始まる春のクラシックシーズンを戦うためには、2月に入ったら雨だろうと関係なく、どれだけ外を走れるか。
練習から常に自分との戦い。頭上に広がる灰色の分厚い雲、その雲に隠されている太陽が出てくるのを心待ちにしながら、ひたすらペダルを踏んでいた。


春のクラシックはコースもタフだけど、何よりも天候がタフ。
風、低温、雪、雹・・・
誰に文句も言えず、すべてを受け入れなくてはいけない。
それは練習の時から訓練しておかないと、雨だから、寒いから、って外で走らないやつは絶対にレースで走れないね。


もうすぐ国内でもシーズン開幕。
このけいはんな地域には何人も選手が活動しているけれど、今日は誰も見なかったな。
もしかして早朝からびわ湖一周でも行っているのかな??
まさか開幕がもうすぐそこなのに、ローラー乗っておしまいなんてことはないだろうしね。


2日間のお休みは終了。明日はまじめに仕事します!


2001年クールネ〜ブリュッセル〜クールネ
勝負所まで逃げ続けて力尽き、集団に呑みこまれたところでやる気もなくなり
やることはやった?出涸らしの足でアウデクワーレモント、サポートカーの隊列をやりすごし、最後尾車をパスしたらゴール地点の更衣室へショートカット。



練習をしない理由、それは言い訳
雪・・・だから??
これでメシを食うって決めたら走るしかない。
そんな気持ちで走り続けたベルギー時代、悪天候できつかったけれど、自分よりも苦戦している選手を見ては「まだまだできるな」と。



春の北ヨーロッパは雨さえ降らなきゃグッドウェザー
灰色の雲に覆われた空
気持ちまで沈んでいきそう。そんな気持ちと常に戦ってきた。
負けず嫌いでも強かったわけでもない。負けるわけにいかなかった、ただそれだけだったんだと思う。
今も一緒。
アスリートではない。だけど自分に負けるわけにいかない。それだけのこと