第4回 下北半島ロングライド

masahikomifune22015-07-27


今年も下北半島ロングライドにゲストライダーとして呼んでいただき走ってきました。
本州最北端、ホント遠いです(笑)
青森の人でも
むつは遠い、大間は遠い
むつに初めて訪れました
と言う人がいるほど。
そりゃ関西人で下北半島に行ったことない人がいても普通です。なのに今回で3回目。関西人ではなかなかの下北半島通かも知れないですね。


今回で第4回を迎えた大会、マグロで有名な大間や霊場としても日本有数の恐山、仏ケ浦や尻屋崎、下北をこれでもか!と一日で走り抜ける国内最長ロングライド310km。
朝5時にスタートして制限時間が14時間。
ほとんどの参加者が制限時間内で戻ってこられるのは、信号が少なく走りやすい環境だからだと思います。

今回は特別に地元の人が佐井村で特別丼(なんでもウニ・イクラ・アワビなど)をゲスト用にと用意してくれていたそうなんですが、こともあろうかその場所に気づかず・・・素通りしてしまいましたorz
これは来年のリベンジにしておきます。


スタートからかなり速くて、冷や水峠を通って一度むつに戻って恐山に行くんだけど、むつに戻ったときに昨年の参加者が「昨年より3分は速いペースです」って。そりゃ速いだろう。
途中コース案内のボランティアさんやエイドステーションの設営よりも速いんだから(笑)
道路案内のボランティアさんの到着よりも速かったためか、中にはコースを突き抜けてはるか彼方まで走っていった人もいるらしい・・・恐るべし


日本全国うだるような酷暑の中、なんと下北半島「のみ」雨。
雨男は誰だ?っていう事よりも、よくぞ酷暑を避けてくれた!!と感謝の気持ちしかないです。
湾岸クリテはあまりの暑さに、って話を聞いていた中、スタート直後から恐山まで雨、そして脇野沢からの峠は雲の中で路面ウェット、仏ヶ浦のあたりも雨だったけれど、結果的には30℃まで上がることなくに一日を終えました。


先頭はなんとこのコースを11時間切り!!
このイベントに参加せずとも、もうツールドフランスに出ても楽勝、フルームより絶対登り速かったですから!!
俺は登りで瞬殺!気分はなす術のないニーバリやコンタドールの気分でした。
脇野沢のエイドや大間のエイドではちょっと遊んでいたり、大間からのルートは景色を見ながらのイージーライドでしたが、最終的に12時間15分ほどでフィニッシュ、先頭からは1時間以上も遅れてました。
310kmロングライド、伊達じゃないです。ゴールはブルベで走っている距離なのに、もうフラフラ。
力尽きました。
あまりの力尽きっぷりに、むつから青森の間、ほぼ全部寝てました。起きていたのはアイスクリームを食べていた時間ぐらいです(笑)


今回も再会を楽しみにしてくれていた多くの人と再会し、そしてまたたくさんの人とも出会いました。
むつサイクリング協会の方々とは前日の懇親会で盛り上がり、来年も絶対会いましょう!!と約束。
この大会を運営されている地域活性化協会の山内さんはじめ元木輪店の元木さんにはガッツリとお世話になりました。
いつもどうもありがとうございました。

また来年会いましょう!



今年の大会ポスターのモデルに採用いただき、下北半島のあちこちに
悪いことしたり、うっかりとコンビニでアイスクリーム買ったりオヤツ買ったりできないっす・・・



前日の25日、青森からむつへ自走。
青森は朝から激しい雨で一度は断念したんだけど、浅虫温泉で雨は止み雨雲レーダー的にも降らなさそう。
大急ぎで着替えて自走開始



斗南藩士上陸の地
遠くには大湊基地護衛艦が見える
こりゃいっときましょかw



かなり近くでの撮影成功



朝5時、最長ライド310kmがスタート。




かなり速くて、ゆっくりしているイメージだが・・・
そりゃ310kmを速くゴールしないと制限時間も厳しいしね



スタートして数kmで雨


各エイドステーションでのおもてなしが下北半島の人々の温かさを感じられ、時間に余裕があったら全部停まっていきたかったんだけど・・・
脇野沢のエイドは、山鯨汁そしてよもぎ大福が最高。
大間とここは絶対はずせない。

脇野沢からの登りは、実際の標高以上に険しさを感じる。
頂上付近はガスがかかり、気分は標高1,000m以上のカテゴリー超級だ。


途中10%の急こう配区間




仏ヶ浦を眼下に見る



尻屋崎を目指して進んでいく。
右手には風力発電機がずらっと立ち並んでいる



12時間15分でフィニッシュ!
もう出涸らしっす(>_<)