2015 BRM308中部200

masahikomifune22015-03-10


3月最初のブルベはBRM308中部200に行ってきました。
AR中部と言えば気の合うオヤジ広瀬さんが代表を務めていて、スタート前やゴール後の彼との雑談タイムも楽しみの一つ。
広瀬さんは日本のブルベ創成期から支えている一人で、自分にとって初めての600kmも中部だったし、丘陵地から山岳コースまでいろいろなバリエーションで楽しめるのが中部の面白いところ。
ブルベをやり始めて一番たくさんのことを教えてくれたのも広瀬さん、俺にとってはブルベの先生みたいなものかな。


今回のコースは新コース。
若いもんがコース案出したんだよ、と言っていたけれど、難しさと楽しさと言うか上手く言えないけれどすごくまとまりのある、バランスのとれたコースだったと思う。
それもどこか広瀬さんの意思が少し入り込んでいるように感じられた。


蛭川峠や坂折の棚田など走りや景色も楽しめた。蛭川峠は急こう配で険しく、八百津町久田見から七宗への下りもつづら折れの難しいテクニカル(おまけにウェット・・・)
なんだかずっと自分を試されているような、ゴールまで楽しみつつも緊張感を保つことができました。
今までに走ったブルベのコースの中でも楽しく面白かったコースの上位なのは間違いないし、このコースを前日の土曜日(後半は冷たい雨)に走りきられた方は本当にすごいなぁと思いました。


PC2で「もう前はスタッフが一人だけだよ。どこで追いつくかな?(笑)」って広瀬さんに言われたけれど、まぁここまでに30分詰まったんだし、単純に考えたら170kmぐらい、アップダウンで前がスピードダウンしたとしたら140〜160kmじゃないですか?と喋っていてスタートしたんだけど、路面がウェット&ドライで走行車両のタイヤ痕が濡れた直後のポイントだったら見えるはずなのにまったく見えず・・・もしかして相当意識して頑張っているのかな?そりゃ追いつけないわ(笑)とか、俺がミスコース?とか、はたまた、下りでスリップして脱落していないだろうか??といろいろ心配に。
次のPCに辿り着いたら「どこで(スタッフを)抜きましたか?」って。
えっ?抜いてないよ。
ゴール後に聞いたらミスコースしたらしい。
それも前日に車で回って、その前には自転車で試走もしたのにって・・・(-_-;)


PC4では、買い物をして出発直前に
「三船さんですか?いつもバイシクルクラブ見ています。ブルベですか?頑張って下さい!」と店の外まで来て応援してくれビックリ。
これはバイシクルクラブ編集部の方には伝えておかないと・・・どうも応援ありがとう


この日は思った以上に暖かかったからなのか、PC4からゴールまではほぼ全区間向かい風。
もしかしたら8時間を切ることができるかも??と淡い期待・希望もここまで。
1か所ミスコース(と言うか、キューシートを見ていて疑問に感じ、自分の思うルートに進んだら間違っていたんだけど)をしてしまったこともあり、8時間06分でフィニッシュ
ゴールした途端、かなり集中していたのかな、急にお腹はなるわ体から力が抜けていくわ・・・
でもホント楽しかった。


AR中部のスタッフのみなさん、スタート前や各PCで声かけてくださってくださった方々、どうもありがとうございました。



AR中部代表の広瀬さん
中部のブルベにいく楽しみの一つとして、彼といろいろ喋ったり、教えてもらうこと。
日本ブルベの創成期の頃の話など、聞いていても興味深い



前日までの雨の影響で、スタート地点はまだウェット、テントも雨粒が残っている
が、素晴らしい青空、天気予報も気温が上昇するとの予報で、自転車日和だった



遠くの高い山々はまだ雪が残っている
関西だとなかなか見られない景色だし、それだけでもテンション上がるね




蛭川峠の急勾配区間
最大で21%を表示していたけれど、さすがに走りながら片手で写真撮るのはきつい(笑)

坂折の棚田はすごくダイナミックな景色でよかったなぁ〜
この棚田が終わってからの急こう配区間が、今回一番きつく感じたかも

見坂峠を越えればあとは平坦区間