2014 BRM412中部300
週末はブルベ「BRM412中部300」に行ってきました。
コースは愛知県江南市をスタートして木曽川沿いに南下。三重県に入って多度大社、亀山、上野、名張、そして青山峠を越えてグリーンロードを通って甲南に戻るコース。
既に200km、400km、そして600kmとクリアーしているので、この300kmをクリアーすればSR取得と、シーズン前半でちょっとプレッシャーからは解放されるという、プレッシャーと言えばプレッシャーだけど、逆にクリアーしちゃえばシーズン前半にして楽になれる。
次の目標は7月の1200km。
これはランドヌール10000取得のために絶対完走しないといけないので、ファストランというよりも400x3、もしくは600x2的な走りにスイッチして、完走を確実に狙うペース配分に切り替える予定。
そもそもレースじゃないからね。
余談だけど
ペースが速いからと「かっ飛ばしている」(ちょっと言葉に悪意を感じますが)とか「無茶しているし危険だ」と言われることがあるけれど、そのためにハートレートデータを公開しているわけで、スピードやハートレートゾーンを見てもらえれば明らかで、時速は速くても35キロ前後、ハートレートゾーンはのぼりでペースを上げたとしてもゾーン4。平均的にゾーン2。
要するに景色も見えているしフィットネスレベル的には全く無理をしていない。
それでも先月「かっ飛ばさないんですか?」って(-_-;)
オレ的には制限時間いっぱいいっぱい、フィットネスレベルのキャパシティいっぱいいっぱいで走るよりもはるかに安全でスピードも「かっ飛ばす」んじゃなく、あくまでも休憩時間などをうまくやりくりして走行時間を減らしているだけなんだけどね。
今回は11時間57分でゴール。
304kmなのでグロスアベレージで25キロ以上。ひとまず目標にしていたタイム内でよかった。
前半が追い風そして他メンバーの強烈な先頭牽きのおかげもあるんだけどね。
「10時間台も夢じゃない!!」と思ったのもつかの間(笑)
後半はかなりスピードダウン。
というか、決してそんなにスピードは落ちてないんだけど、信号はもう笑うしかないぐらいの勢いで引っかかった。
感応式だけでいったいいくつひっかかったろ・・・
先週までフランドルツアーのために飛行機に長時間乗っていたから、体は硬いしなんとなく足が最初から調子悪くてスタートして15kmあたりから攣りそうだった。
誤魔化しながら走ったけれど結論はラスト40キロで完全に両足とも攣ってしまい、一緒に走っていた「鮫ちゃん」こと鮫島さんとうちのクラブメンバーである笹井にかなり助けてもらったけれど、中盤のアップダウンと風は助けたからお互い持ちつ持たれつということで(笑)
ラストのゴールはパリ〜ルーベ直前だったし、マペイのワンツースリーゴールヨロシク、格好良くゴールしたら主催者がおらん!!
え〜〜〜〜っ!!
と思ったら席を外していて、50メートルぐらい離れたところでみていたらしい(ホッ)
今回は伊賀コリドールロードや青山峠を下ってからのグリーンロード、そして多度からゴールまでの向かい風区間など精神力を試されるようなコースが盛り込まれていたけれど、全体的には風や気温には恵まれてました。
それに終始3人で励ましあいながら走れたから、精神的にすごく余裕があったのがよかったかな。
ひとまずこれでSRもクリアーなのでプレッシャーなく走れそうです。
スタート直前のブリーフィング
時々スタート直前で重要な情報もあるので、聞いておかないとね。
今回のバイクは今年のブルベメインバイクに使用するリドレー・ヘリウム
カンパニョーロ・レコードEPSにホイールはカンパニョーロBORA35にタイヤはパナレーサー・レースC 26c
サドルはFizikバーサスシリーズ
シートピラー、ハンドルそしてステムはコントロールテックを使用。
ギヤは53Tx39Tに12T〜27T
今回はリドレーでお世話になっているジェイピースポーツグループさんの織田君もスタート。
彼もバイクはヘリウムでした。
ヘリウムの良さはSLよりもカーボン素材をしなやかなものにしているので、長距離を走ったときの突き上げなどは緩和されている。
前半は木曽川の堤防道路を延々と南下。
信号もほとんどなくて気持ちいい
9時34分ということは1時間34分で50km走破
ここまで全く先頭回ってこず。
回ってこなくてよかった(-_-;)
伊賀上野は忍者の町
観光客も忍者の出で立ちで、町中忍者だらけ(笑)
そしてなぜかビクター犬までも・・・(*_*)
今回のハートレートデータ
走行時間約10時間の多度への登りででもゾーン4ということはペース的にもセーブできていたし(グリコーゲンが枯渇してしまうとハートレートは低下してゾーン4にはほとんど入らなくなる)脚が完全に攣るまでは一定ペースで走れていたことがわかる。