関西シクロクロススクールinくろんど池

masahikomifune22013-12-21

関西シクロクロスの2013年最後のレース、くろんど池
くろんど池はオレが現役時代にシクロクロスの練習の拠点にしていた場所で、日本に戻る際にロードコースとシクロクロスのトレーニングとバランスよくできるところをと探した結果、今の場所に家を決めて住んだ。
くろんど池へは約7kmほどか。トレールを抜けると6kmほど。
そういう意味ではくろんど池は自分のホームコース、野球で言えばホームグラウンドである。
2年前からシクロクロスレースをここで開催。
ここのコースぐらい地形をうまく使えるなら、脚だけじゃダメなコースを作るのは難しくない。
フィールドの持っているものを最大限引き出すことは仮にできたとしても、最大限でありそれ以上はない。
マキノのコースは多くの人に面白かったというコメント、参加者や関係者からも高評価をいただいたが、どうしても越えられないものがある。
しかしくろんど池のフィールドなら、それはかなり簡単にブレークし、すべてをハイレベルに引き上げられる。
今回のコースにするために、実はしょっちゅうくろんど池に足を運んで練習がてらチェックしていた。
アスファルトから階段までの区間は、特にこだわってコース幅や曲がる角度など、かなり入念に「仕掛け」を盛り込んでいます。
基本的に下位カテゴリーの人がクリアーできないような危険なコースにはしていないけれど、かといって誰でもどんな走り方をしても怪我をしない絶対安全コースにもしていない。
油断は禁物、常に本当は危険も含むスポーツをしているのだということは認識してもらえるようなレイアウトにはしています。


コースを作る際にこだわったのは、一貫して主張している「繋げる」ということ。
それをきっちりと形にしたかったし、それをフィールドのもつ特性などと組み合わせてテクニックを披露してもらうコースにしたかった。
そんな素敵なコースを、自分が主催するクラブチーム「マサヒコミフネドットコム・サイクリングチーム」のメンバーで設営。
みんな朝から文句言わず馬車馬のように働いてくれ、本当に感謝。


明日のレースはこのコースをC1のトップの選手がどういう攻略を見せ、オレの考えているキャパシティ以上の走りを見せてくれるのか、はたまた「ただロードが速いだけでシクロクロスのテクニックはないけど、敵もここにはいないからね」と鼻で笑える程度のしょぼい走りなのか。
一日現地にいて、くろんど荘のおでんでも食べながら高みの見物でもさせてもらいます。


完成したコースでのスクール。
これだけ勝負に関わるポイントが多いと、正直全部を伝えたいけれど時間がない。
おまけになんと参加者が50名ほど!
いままで50名の大台は桂川だけだったのに・・・ビックリするとともに、それだけ大勢の方がスクロクロスバイクで真剣に上手く走りたいと思っている証拠。
わざわざ前日にスクールにウケに来てくれる人たちには本当に感謝だ。
さすがに50名ともなるとすべての人にすべてを教えるのは無理で(ごめんなさい)どれだけ明日のレースのために参考になることを伝えられたかは疑問だが、少なくとも来なかった人よりはアドバンテージがあるかな。
義務教育じゃないから参加しても食いついた人の方がお得。
次回からは常に最前列でもっともっと食いついてもらって結構ですからね(笑)
もちろん質問もありです。

とにかく怪我をせぬよう、そしてレースでもいい結果目指して頑張ってください。
表彰台に乗ったら「前日のスクールのおかげですから!」というコメントも期待しています(笑)



コース設営はクラブのメンバーと役割分担してかなりスピーディに進む。
そして細部に関しては指示を出して動いてもらった。
このコースの設営はマサヒコミフネッとコムサイクリングチーム、そしてナカガワサイクリングチームのみなさんも担当。
気になったところはナカガワサイクリングチームの方にも伝えると、快くコースの修正などをしてもらったり、本当に感謝。
オレの意見はかなり取り入れてもらっているけれど、決してオレが作ったのではなくみんなで作ったコースだ。



思いがけずスクールは50名!!
天気も崩れるかもって予報だったのに。まぁ崩れなくてよかったけれどね。



基本的な事も本当は伝えてはいるが、やはりこのコースを使って実戦的なスクールが出来ることが関西シクロクロススクールのいいところ。
明日のレースで早速このテクニックを使うことができるからね



お昼はくろんど池に面するくろんど荘で食事
親子丼の大盛にすると
でかっ!!
普通盛りと比べたらデカさにビックリ!
明日おススメですよ