プライベートスクールでした

masahikomifune22013-12-10

自転車の乗り方を教えます
ほとんどの人は
「乗れるのになぜ有料で教えてもらわないといけないのか」
子供の頃から自転車に乗り、学生になると駅まで通勤で使い、そしてロードバイクに乗ったりするようになっても「所詮」自転車に変わりはない。
ペダルを漕いで、止まるときはブレーキをかけて・・・
確かに一連の動作はなんら違いはない。


自動車の免許を取ってそのままサーキットに行って
「ようこそ初めてのサーキットの走行会ですか。
さぁ、走行会に是非このレーシングカーで走ってみてください。すごく速いし面白いです。まずは直線で200km/hまで踏んでみてください。爽快ですよ!」
と言う人は絶対いないはずだ。もしいたら殺人者呼ばわりされてもおかしくないだろう。


車(普通乗用車)とレーシングカーは一緒じゃない。
でも自転車、ロードバイクってなぜ車と同じように考えてもらえないのか。
速く走れるようになったら止まる練習をしていないとしたら、曲がる練習をしていないとしたら、それは最悪の事態が起こっても当然。
だから自分のスクールは止まる、曲がるが一番の基本。
それを理解して初めてロードバイクの魅力、風を感じるようなスピード感だったりを伝えたいと思っている。

ここ数年でようやく理解され始めたのか、他のスポーツから自転車に乗り始めて、インストラクターに有料で教えてもらうということに抵抗のない、というか当然だと考えてくれている人が増えたのか定かじゃないが、確実にプライベートスクールの受講依頼は増えています。


今日もプライベートスクールの日。
ここ数年、定期的に東京から来てくれるグループで、最初にまずは基本的なことを・・・というと、もっと速く走るための、というようなことをいわれた記憶がある。
そのためにはじゃあ曲がるということ、と丸と言うことがきちんとできるか見ましょう、とレッスンを開始したら「できない」
ロードバイクとしての操り方ができないと、車に例えたように自動車免許があるからレーサーになれるかってこと。
そりゃ自転車愛好者が増えるにつれ、落車事故やそれこそ交通事故が増えて当然。
ただでさえ車を運転している人たちもきちんと運転できていない世の中なのに・・・
(オレは最近の自転車事故は自転車が一方的に悪い事例ばかりとは思わない。そもそも事故は自転車だから車だからじゃなく、乗っている人のモラルの問題だと思っている)

そして徐々にロードバイクでの曲がる・止まるが「できる」ようになり、いつしかエンデューロのような大会に出たり、一緒に「合宿」として琵琶湖一周したり、そしてとうとう実業団登録も行い、実業団レースデビューまで果たした。
まだまだ「勝負」とまでは行かないけれど、それでも深刻な落車などもほとんどなく、サイクルライフを楽しまれている。
俺的にはやはり落車がなくて、自分をコントロールできないような危険な状態にならないように乗れるってことは基本中の基本であると同時に、多分一番目指してもらいたいところだ。
どんなに速い選手でも基本は「一か八かではなく、上限のレベルが高いから、レベルの低い選手と走るとキャパシティに余裕があるだけだ。


そんな定期的に足を運んでくれる生徒と一緒に今日は朝のうち雨が残る中をスクール。
シーズンオフを以下に有効にすごし、来期に備えるか。
地元である京都・奈良・大阪の真ん中に位置する「京阪奈丘陵」を走る俺の現役時代のオフトレコース。
途中道路通行止めの影響でこの地域で最も険しい激坂に足を運ぶ結果となってしまったけれど、終わってみればいい思い出(笑)
ハプニング含めて楽しめるレベルになったということで。


プライベートスクールは、随時おこなっています。
週末はどうしてもイベントなどのスケジュールでなかなか空けられないけれど、逆に平日はスケジュールも調整しやすいし、一応受講料も格安に設定。
興味のある人は是非ご連絡ください。
お待ちしております。

スクールの問い合わせは 〈こちら〉




プライベートスクールで京阪奈丘陵を走る
ここはオレの現役時代のオフトレコースで和束や信楽が路面凍結や積雪で走れないときは特にここで走り回っていた。
標高差が20mから200mぐらいのアップダウン。ロードレースの練習コースとして最適なはずだ。
比較的常識的な勾配の峠で抜けようとしたら台風18号の影響か
土砂崩れで今月20日まで通行止め。
仕方なく交野市からくろんど池へと抜ける超のつく急勾配コースへ
最大27%
そり一般的なサイクリストには乗っていくのは無理。
特に雨でウェットならなおさらだね(笑)



頂上まであと少し!!
・・・まだあるの・・・orz