関西シクロクロススクールinマイアミ

今日は関西シクロクロススクールinマイアミでした。
このコース、自分が現役の時に初登場、それまで日本では本格的な砂のコースと言うのがなかったので、かなり衝撃的だったかな。オレだけじゃなく参加者、観客、すべての人に。
それまで砂って言うと全日本タイトルを獲った黒部かUCIレースを開催していた野洲川の河川敷の一部あたりで、これほど長い砂はなかった。
初めてのマイアミ、時雨れて路面が少し閉まった状態で34mmのタイヤで1.5気圧で走った。(実際はポンプの誤差があるのでもう少し少なかったかな)
ギリギリ琵琶湖の水際に入るライン取りを選択、これもオレ以外誰もアイデアとしてなかったようだ。
2位以下を大きく引き離して圧勝、確か5位か6位以下をラップした記憶がある。

その後UCIレースになり、シードなしでほぼ最後方でスタートして2位。
今だから言えるけれど、上位選手の中で唯一某社のタイヤじゃないハンデを背負ってスタート。
毎周回確実に砂地で15秒ほどハンデがあったはず・・・
勝てなかったのは悔しかったけれど、あのコンディションなら2位は上出来。

まぁ基本的にパワーとテクニックのコンビネーションのコースは好きだし、マイアミのコースは得意な方だと思う。

今回はこのコースでは初めて？のホントにパフパフで締まりのない砂コンディション。
つかみどころのないコンディションで、スクールでは何をポイントに教えようかと本気で悩んだよ(笑)
多分スクールをやってきてポイントで悩んだのは今回が初めて。
ぶっちゃけこのコンディション、走力が存在しないとテクニックも何もないからね。
結局は砂の深くなっていくラインのトレースの実践を重点的におこなった。
しかし、おもしろいぐらいに砂地では落車やラインから外れてのオーバーラン（ついでに脱線ラインの作成・・・）
中には前転や「柔道の前まわり受け身か！！」って人まで。
明日はそんなことはないでしょう。
スクールに来られた皆さん、期待していますからね！！