[ブルベ」2013BRM713岡山1000


岡山ブルベのナイトランはアップダウンで暗いところが多い。油断して走ることなんかできない。
約1時間走行してナイトランモード。下りではいつも以上に慎重に、そして登りでも視認性は悪くなっていく。
ナイトランは涼しいし気持ちいいから悪くはないのだが、安全性に関して言うと危険極まりない。とにかく集中することが大事だ。

赤磐市から美作市、そして兵庫県佐用へ。
民家もほとんどなく、暗い道を進んでいく。
本来ならかなり涼しい場所なのだろうが、この日は割と湿度が高く鬱陶しい。
まめに水分補給と首や頭に水をかけて冷却するように心がける。


PC1から若桜街道へ。
登りのリズムを意識しながら、疲れないレベルの一定ペース。
ローギヤは39Tx27Tまであるから目一杯使い、ケイデンスを下げる(ギヤが重くなる)
氷ノ山への登りは後半一気に勾配を増し、少し苦戦しつつも登りきり、指定された場所での写真撮影をしてUターン。
まだ真っ暗でのダウンヒル、ライトの明かりだけが頼り。
途中で鹿が目の前を横断し、驚いた鹿が中途半端に跳んで逃げたが、ガードレールに前足をひっかけて谷底へ転げ落ちていったようで、凄まじい地響きが響いていた。
再びR9に戻り鳥取市を目指す。
道の駅でトイレ&コーヒー休憩。先は長い。
降ったりやんだりの天気の中、鳥取と岡山の県境の峠をクリアーしていく。
標高差700mの辰巳峠、人形トンネル、蒜山高原から大山へと走る山岳コース。
(十分ここまでも山岳コースなのだが)
ありがたいこと稜線の北側をしばらく通過するので、暑さ対策にはなっていたようだ。
大山への登りで朝9時過ぎ。この時間で既に蒸し暑くなってくる。
大山を登りきってからの下り、ダイナミックな景色。
日本海と米子あたりを見ながらのダウンヒル
K52へ曲がると頃で問題発生!
なんと皆生トライアスロンのコースと重複!
ブルベ主催者の想定していた時間よりも速かったのか、はたまたこの日がトライアスロンの日だと知らなかったのか・・・とにかく走るしかない。
コース脇を走っていると沿道やスタッフからの応援、そして参加者からも気づかれてしまう始末、ちょっと恥ずかしかった。

ここから備後落合そして庄原へと向かう広島の中国山地ルート。
日野街道はダラダラと走る登っていく鍵掛峠。
徐々に暑さで体がヒートしていく。
あまりの暑さに途中ガソリンスタンドで水を撒いている店員に水をもらったり。
スタートから一緒に走っていた落合くんも、このあたりで軽い熱中症かスピードが上がらない。
ペースメーカーになりつつも彼の顔色を見つつ、ヤバそうなときには自動販売機でもいいから停止して小休止を入れるようにしてみた。
この暑い中を走るコツは、どれだけ水分補給をきちんとするか、体温調節をきちんと行うか。
これはスピードを落としてでも発熱量を下げるということも大事だということ。
PC4、備後西城へは13時34分到着。
ここからは庄原、三次と走って島根県へと続く中国山地西側へと向かうことになる。



氷ノ山頂上には2時半ごろ到着
ブルベじゃなかったら絶対この時間には行きたくないところだ(笑)