2013 BRM427名古屋400

久しぶりのブルベ「BRM427名古屋400」、やはりブルベは走り慣れていないと厳しいなぁと実感。
ホント身体に堪える・・・


最近は仕事が忙しいこともあり、なかなかまとまった距離を乗れていなかった。
乗れてないということに体は正直で、中盤以降一気にスピードダウン。
折り返してからすぐに両脚とも痙攣し、完全にストップしてストレッチ。
まだ半分走らないといけないのに・・・

それに伴い集中力も低下し、後半は痛恨のミスコース。
それもひたすらまっすぐのルートで、何を勘違いしたのか迷うことなく右折。
せめてもの救いは、「ん?こんな景色見ていない??」と1kmほどで疑心暗鬼に。
そしてUターン。
でもその時で17時間を切れる16時間55分ペースだったのが、どう考えても17時間05分!
そう思ったら急に体が冷えてきてハンガーノック
寒さか目も回っているし、こりゃ小休止。
コンビニへ直行してカップラーメン・・・


タイムは目標よりはかなり下回り、17時間17分。
無事にゴールし解放された感は強いものの、達成感があまりない。
今回の目標は16時間切り。
しかし強風と信号インターバル。そして後半の低温に、3月末から長距離ライドがないという、タイムが伸びる要素が何一つなかった。

序盤はいいリズムで進んでいけたが、名古屋市内に入ったあたりからは信号の多さと交通量、そして木曽三川を前に思い切りストレスなダンプと、最初の50kmで十分ウンザリだった。
PC1からはようやく交通量は少なくなるものの、伊吹山から吹き下ろす爆風に、スピードはまったくでない。
その後今回一緒に走っていたクラブメンバーのパンクで15分強停止、草津〜唐橋〜浜大津までの渋滞、常にいつものブルベとは違うストレスの中を走行していた。

しかしそれを含めて「ブルベ」
どんな状況でもとにかく前に進んでいくしかない。

折り返し直後、それまでほぼ戦闘で走り続けてペースを作っていたが、やはりオーバーペースか両脚とも痙攣してしまい、丸太町通りあたりでストップ。
事務所まで1kmほどなので、本気で事務所に戻って小休止しようかと思うほどだった。

復路に入ってからの湖岸道路は、強烈な向い風で時折時速25キロを下回るほど。
PC6では、少しでも太陽のあるうちに走ろうと食事はパス。
ナイトランに備えて軍手を購入。
昨晩ネットで確認した各ポイントごとの気温を考えたら、石槫トンネルの下りは寒いかもと、と言う判断。
しかし実際は下りもそれほど寒くなかったかな。
どちらかと言うと琵琶湖畔の強烈な向い風で体が芯まで冷えて、体から熱を発していない寒さだな。
あとここでサングラスのレンズを交換。
現在使用しているアディダス・a168Lにグレイメタリックのミラーレンズからクリアへ。
よくサングラスのレンズをナイトランでもミラーレンズなど暗いものを使用している人が多いけれど、暗いと集中力が低下するので危険。
明るいミラーレンズなんだけどここはクリアーにして石槫トンネルからの下りで目からの情報を少しでも早くしてやるために。
その方が安全に且つ早く下れるしね。


今回楽しみにしていたのはR421の石槫トンネル
欲を言えば石槫峠を通りたかったなぁ〜
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E6%A6%91%E5%B3%A0
鞍掛峠(R306)や武平峠(R477)は過去に走ったことあるけれど、R421はなかったから。
しかし4kmのトンネル長かったな。
後ろから速い車が迫ってきたときはちょっとビビった(笑)
これ、もし逆に通るんだったら辛いなぁ〜


復路の名古屋での信号は、ほんの少しインターバルが変わった??
そしてあとは信号のリズムに合わせてペースを上げたり緩めたり。
なので復路のK29はそれほどきつくは感じなかった。
が、・・・
K56に入って比較的順調だな、なんとか17時間は切れそうだと思ってK12の交差点、何の迷いもなく右折していた・・・(本来はまっすぐ)

昨年掛川へ自走する際、このK12交差点で右折してK56をフォローして岡崎へと走ったのだが、何も考えずボ〜〜ッと走っていたら、まっすぐを右折していた。
そしてしばらく走ってから
「あっ、やってもうた。ちゃうわ」
とUターン。
Uターンした途端、それまで保たれていたテンションがバランスを失い、一気に体が冷えてハンガーノック
もう限界〜〜〜とばかりコンビニでカップラーメン食べてメールチェックして・・・
0時を回った途端にやる気がなくなり、アウターで走る気力も失せてしまった(笑)



ひとまずは今年最初の400kmは無事クリアー。
しかし何回走っても400kmはきつい。
300kmからはたったの100kmしか増えていないのに。
去年15時間を切った際は、ゴールしてからも睡魔もなく疲労感もそれほど多くなく。
もしかすると15時間ぐらいが疲労のターニングポイントなのだろうか。



ブルベカードはクレジットカード、電子マネーらと一緒に首からぶら下げる。
カンパ・EPSのマグネット(最悪の場合、これで一度再起動できる)
そして次男からの手作りお守り
死ぬまで開けちゃダメ
使う時、出かけるときは開けてもいい
・・・それって結局開けていいのかダメなのかw



今回のバイクはリドレー・ヘリウムSLにカンパニョーロ・レコードEPS
ホイールはボーラ+パナレーサー・タイプCの26C、パリ〜ルーベ用タイヤに空気圧6.6気圧。


いつものハンドル周り



今回のコースで一番楽しみだったのは、滋賀県から三重県へと抜けるR421「石槫トンネル」