あれから2年

あれから早2年。

一体この2年、俺は何をしたんだろ。
震災に遭われ、多くの苦しみ悲しみと直面して来られた方の進んできた時間と俺の時間、同じ時間の長さなのに重みや意味は全く違う。
自分に何が出来た？胸を張って誇れるか？と問いかけても、それは何もできていないだろう。
問いかけ自体がどうしようもない気すらする。

まだまだプラスマイナスゼロの位置までも進んでいないと思う。
本当は何も復興していないんだとも思う。
自分に何ができるかと問う。
しかし何をしても、それはしていないのと同じレベルだとも思える。
問題が俺には大きすぎる。
自分が死ぬまでに、この問題をどれだけ解決できるのだろう。
出来ていない気もする。

そんな絶望感、失望感を抱えながら、自分に出来ることを少しずつでもするしかない。
自分を今まで以上に真剣に見つめ直し。
結局のところこの2年、自分が助けているんじゃなく、自分が助けられているんだな、と。

この日だけじゃなく、日々忘れることなく、そして自分自身への教訓として
自分に出来ることでこれからも
胸を張って生きれるように