2013年活動のご報告

2013年まであと1週間を切りました。
師走もラストスパート、車もイライラしていたり電車でも急いでいる人、電話の向こう側の人もせかせかとしていたり・・・もうすぐ新年ですね。

皆さんにご報告ですが
今まで活動を応援してきていただいたコラテックやフォーカス、ボッテキアの国内輸入代理店、グローブライド株式会社さんとの契約が今年いっぱいで終了し、来シーズンからは他のバイクにて活動することになりました。
2013年はベルギーのブランド、RIDLEY(リドレー:株式会社ジェイピースポーツグループ)での活動となります。


2007年にミヤタからマトリックスへ移籍したと同時にコラテックを使用開始。
初めて手にするドイツブランドは、車のイメージと同じく質実剛健ながらもコンペティシブな性能、自分の理想とするバイクのスタイルでたちまち気に入り使用。
当時日本人として最高齢でのUCIレース優勝(37歳12か月。ツールドタイランド第2ステージ。それもゴールスプリントで)、現在のJPTでは勝てなかったものの多くのレースで表彰台へと上がることが出来た。
そしてドイツではコラテックの社長イルバヒャー氏の自宅に招いてもらったり、マウロ・サニーノ氏には空港まで送迎、そしてスペシャルフレームを作ってもらうため直接たくさん語り合うことが出来たり充実した時間でした。
そして引退後もブルベではコラテック・サニーノモデルを使用し、パリ〜ブレスト〜パリでは日本人ではトップゴールの53時間16分でフィニッシュ。たくさんの思い出をもらうことが出来ました。
イルバヒャー氏、奥様のシエロさんからは「マサは私たちコラテックファミリーの一員だ。いつでも自宅に遊びに来てくれ」と言われ、台北ショーなんかでは食事をごちそうしてくれました。


フォーカスは2009年より国内販売のお手伝いを積極的にさせてもらい、巷では
三船雅彦=FOCUS」と言われるほどにイメージが浸透、特に関西のショップでは「三船くんが乗っているから欲しいというお客さんが多く、おかげでたくさん売らせてもらったよ」と言ってもらえました。


ボッテキアは今年からでしたが、ロード系のイベントではトップモデルじゃないスーパーオッタビオを使用。
その戦闘力の高さに現役の時に一度使いたかったなぁ〜と勢いで現役復帰するか?と考えることもあったほどでした。

グローブライド株式会社のサイクル営業課のみなさんには、引退後もお仕事をさせていただき、日本全国各地にお仕事で連れて行ってもらい、ロード選手で引退した後は、サイクルショップやメーカーさんの社員と言う道がほとんどの中で、引退後も契約して「元レーサー」としての仕事つくりには非常に助けてもらいました。

そんな関係でここまで来ていたので、正直なところ一緒にお仕事ができないことが寂しく悩みましたが、この一か所で留まらず、また新たな風がこの業界に吹くことで、今後の世代がこの業界を盛り上げてくれる場を作れると思いました。

グローブライド株式会社サイクル営業課の方々には感謝してもしても感謝したりない気持ちがありますし、決して取扱いブランドのバイクに問題があるわけではありません。
フォーカス・イザルコなどは今までの人生の中のベストバイクの一つには変わりありません。

またいつの日か仕事や何かでご一緒できることを楽しみにしています。
本当にありがとうございました。


そして2013年はベルギーのブランド、リドレーに乗ることになりました。
来シーズンの活動をどうするか決めかねてはいたのですが、リドレーの輸入代理店である株式会社ジェイピースポーツグループの川滝社長から、是非!とラブコールを受けていました。
彼とはまだミヤタ時代に、スポンサーをしていただいていた会社に勤められて私の担当者でした。
それから約10年の付き合いで、会社もうちの近所に移転、そしてベルギーと言うキーワードに共通性があり、チームも私も取扱いされているスピードプレイを提供していただいている関係で、いろいろ今後のことなどを話すうちに、もし来年使用するバイクが決まらないんだったらどうですか?と、いわば助け舟を出してもらった形になりました。
そしてチームのサポートまで引き受けてくださり、こちらも感謝し足りない気持ちです。


最後に
今まで支えていただいたグローブライド株式会社サイクル営業課のみなさん、本当にありがとうございました。



少ししなやかさのあるコラテックRTが意外と相性が良かった。
タフなレースでのゴールスプリントでは、最後まで体力を温存することができた