いつの間にやらシクロクロスって

シクロクロスがいまブームである

最近はシクロクロスがブームなようだ。
Jスポーツを見たよ!と言う人も周りに増え(肝心の自分は見ていないんですが)、そしてレース会場でもすごいことになってますね。
解説している当の本人が、自分の解説したテレビを見ていないのはどうかと思いますが・・・


関西シクロクロスには立ち上げの頃からレースに携わってきていますが、昔は「よくこれでレースが出来たよなぁ」って場所もたくさんあったし、逆に昔のコースの方が面白いところもあります。
今の問題は参加者の増大による駐車場の確保など会場キャパシティの問題が大きいそうで、コースが面白い云々だけで会場の確保が出来ないとのことでした。

個人的にはUCIレースも何度か開催した野洲川は好きで得意コースだったし、るり渓や木津川、関西クロス発祥の福知山三段池も懐かしくパンチの効いたコース、大野ダムや花背(?)に至っては、よくあんなところでレースしたよなぁ〜って(゜o゜)
もうあれから20年近くがたち、日本でもシクロクロスが自転車乗りの間だけと言えど認知されてきていることは、すごいことだなぁと思いす。
自分がシクロクロスを始めたときに、そんな気軽にたくさんのサイクリストがシクロクロスバイクで走るなんて思いもしなかった。
またこの先20年で、もっともっと発展してくれればいいな、と。

関西シクロクロス前日に開催されている関西クロススクールでは講師をつとめさせていただき、最初は10人にも満たない受講生だったのが最近では30人とか40人、毎年最高は50人を超えるようになりました。
って50人だったらいっそのことレースができるよ〜って感じです。
「前日スクールのおかげで表彰台に立てました」と言う声も毎レース聞かれるようになったのもつかの間、口コミですごく増えてきたもんだから、さすがにスクールに出ただけじゃ表彰台も難しいみたいです。
定期的に開催している「虎の穴」練習会や、プライベートでのスクールなど、参加者は増える一方です。

日本の道路事情を考えると、シクロクロスは開催も比較的ハードルが低いだろうし、うまくいけば日本から世界レベルの選手が出てきてもおかしくはないですね。アメリカからは世界選手権で表彰台の選手が輩出され、とうとう今シーズンは世界選手権がアメリカ開催ですからね。

シクロクロス発展のために何ができるかわからないですが、出来る範囲で頑張って行こうと思います。



オレが全日本のタイトルを取ったことのある黒部の砂地獄。
こういうパワー系の砂は得意なコースの一つだった


苦手と言われていた希望が丘の泥登りコース
それでも何度も優勝しているが