第9回 山岳グランフォンドin吉野

最近仕事が忙しくてなかなかブログを更新できず・・・<(_ _)>
考えてみれば会社を法人化する前から1年中休みなしの経営状態、そろそろ経営状態に無理があるし考えていかないと・・・
そんな2週間ほどでした。
対策は考えたついたんだけど実行に移せてないんだけどね

その状態でブルベにイベントに、って感じだし、そりゃ時間もないよね(-_-;)

そんな中、今年で第9回を迎える「山岳グランフォンドin吉野」に今年もゲストで呼んでいただきました。
神々しい吉野の山々を走ることができるこのイベント、確か2007年から昨年の中止以外はすべて走らせてもらっていて、昨年からは試走会の講師も務めさせてもらっています。
ホントこのイベントが大好きで、出来る限りはこの仕事は第一で考えているほど。
この素晴らしい景色と達成感、一度体験したらぜったいはまっちゃうw
今年は前日プレイベントで、バスによるショートコースのバスツアーを担当させてもらったり、安全ミーティングに出席したり。
そして当日はチームマッサの佐藤選手と共にゲストとしてスーパーロングコースを走ったり。
前日の宿でも素敵なお風呂でホッコリし、美味しい食事で気の合うスタッフたちと一緒に食事大満喫。

今年のコースは例年足の郷にあとに通っていた五番関の登りが去年の大雨の影響で復旧の見

通しがたってないそうだ。
そのために伯母峰トンネルから行者還林道で天川村へ。
実はこのコース、いつもの五番関のルートより積算高度が1,000mぐらい増えている。
2007年、スムーズに走って7時間12分だったが、今回は絶対そんな速い時間でゴールに戻ってくることはないだろう。

前夜に激しく雨が降ったので、足の郷の下りではウェットで非常に滑りやすくなっていたので、かなり慎重に。
滑りやすい路面ではブレーキをかけたくないから、直線で滑りにくい路面できっちりろコントロールできるスピードに減速。これを怠るとどんなレベルの人でも落車する可能性は一気に上がるからね。


新たにルートに登場した行者還林道は、確か第1回で使用された峠。
約10kmほど登り続けて頂上は1,100mほど!!
(ちなみにガードレールについている番号が100で頂上)
伯母峰トンネルへの登りもトンネルが多くダラダラと上り続けていて厳しい。
しかし2つの峠とも景色が素晴らしく、この豊かな大自然が登りの厳しさを和らげてくれている。
登っているときは「もう二度と参加しねぇ!」って思っているんだけど、また登りたくなるんだよねぇ(笑)

佐藤選手と2人で走り続け(後半はほとんど前でペースを作ってもらったけれど:監督特権です)、7時間41分でフィニッシュ。
本気で痺れるコースだったね。
でもそれだけ達成感も強く、ロングコースの人たちもゴールして満足そうでした。
そしてゴール後に頂けるぜんざいが最高!!


このイベント以外でも話すことだけど、空気圧は非常に大事。
今回は25Cをチョイスして6.5を少し下回ってるかな?ってぐらいの空気圧。
コーナーリングのスピード、路面状況などいろいろなことを経験から考慮して空気圧を決めていくけれど、参加者全体でみると空気圧が高い人が多いように見受けられた。
空気圧が高いとタイヤ変形が少ないので速く走れると思われがちだけど、車のようにサスペンションがないので凸凹道ではバウンドして逆にスピードダウンするし、長時間走行での体に伝わる衝撃も大きい。
もちろん少なければ少ないほどいいわけじゃないので、コーナーでのタイヤの「よれ」や、走行抵抗も考えて一番バランスのいいところを探すんだけどね。
個人的にはタイヤにもよるけれど、自分がプロデュースしているMASSA T2301なら体重70kgの人でロングライドイベントならば7気圧ちょうどをベースに雨だったら6.8気圧でもいいかな。
自分も73kgほどでそんな感じの設定。
だから体重60kgの人だったら6.8気圧でも全然OKだと思っている。
空気圧変更は一番手っ取り早い「チューンナップ」なので、是非お試しあれ!!


朝6時、今からスーパーロングのスタート