2012BRM908近畿200


5月末に600kmブルベを完走していて以来、3ヶ月以上ご無沙汰でブルベ再開。
ブルベが続いてくると体も頭も距離に慣れてくるから200kmだとなんとも思わないけれど、たった200kmと言えど久々は堪えた・・・


「BRM908近畿200神戸西」は、今年の3月3日のコースとまったく一緒。
ルートはほぼ全て暗記しているし問題ないしコースプロフィールもだいたい記憶しているので、不安はなかった。
唯一の不安は、夏以降仕事などが忙しくなかなかまとまった距離を乗ることも出来なかったので、ゴールまで問題なく走れるのか、ということ。

今回の目標は、200?のコースを6時間台でフィニッシュ。
去年200?で記録した6時間40分台は更新され、そして6時間10分台に更新されている。
近畿ではまだ7時間を切っている記録がない(と思う)
ブルベはレースじゃないが、記録を楽しむのはありだろう。


スタートは装備チェックが後ろのほうだったことと何人かの参加者の人に声をかけてもらいったり写真を一緒に撮ったり喋っていたので、先頭が出てからいきなり最低でも5分のハンディを負ってしまった・・・(-_-;)


前半は少し抑え気味で走る。
風向きに注意しながら。雲の流れでこの先が転機がどうなっているのか、風向きと風の強さはどうか、ということに注意する。
予想では最初の50kmは風に助けられている範囲での走行ペースで走るのがよさそうだ。
数人が追従してくるが、先頭交代をしていこうということではなく、つかせてくれと・・・
先頭で上げてくれとは言わないが、せめて交代して先頭に出てもいいと思うのだが・・・
最悪の場合ゴールまで単独走になるので、33〜40km/hの間で心拍を上げないようにしながら体力温存して走る。


34km地点のレシートチェック手前で前のパックに合流。
フレッシュで一緒に走った鮫島くん、そして地味(?)に結構速い野村くんらのパックだ。
既に落合くんは知人の実業団選手と共にスタートと同時にはるか彼方へと行ってしまったらしい・・・
そのまま鮫島くん、野村くんでレシートチェックのコンビニへ。
鮫島くんがもたついていたので野村くんと先に走り出し、先行して待つことにする。
が鮫島くん、なかなか合流してこない。
かなりスピードを落として待ち、5km以上走って合流。
さぁ、ここから3人パック、と期待したらPC1に到着。
ここで二人は休憩するとのこと・・・
PC1を越えて一人に。
ありゃりゃ、計算外の出来事。ちょっと当てにしていたのに・・・
ここからは追い風の恩恵が無くなり、横風もしくは向かい風が増えてくる。


高坂峠
緩やかに高度を上げていき、2kmほどはしっかりと上っていく。。
残り150kmを独走することもあり得るので、ペースはZONE 4のゆとりのある範囲で頂上を目指す。
今回はローギヤに23T、きつい峠じゃないから問題はない。
クリアーした後は西脇へ向けて下り基調。
途中遅いトラックが至りでストレスになる。
そして微妙に信号の多い区間を越えて西脇のPC2のコンビニへ。
ここで前の2人に追い付く。
会うとしたら篠山のレシートチェックのコンビニ手前ですれ違うか?と予想していたので、少し早かった。

ここから3人に。
デカンショ街道へ抜ける小さな登りで先頭を引きペースを作ったつもりだが、交代をするとペースが上がり、そして短時間で先頭を交代するのでリズムが作れない。とにかく速い。
多分俺自身が考えている目標と2人の考えている目標が違うからだろうか。
とにかく走っていてすごくストレスだ。
信号でもスタートが速く、登りでも加速していく。


篠山のコンビニで2人が通過チェックをしに行ったので、すぐに先にコンビニで買い物をしてしまう。
今日は蒸し暑いので飲み物の補給、そして食べ物は内臓が疲れているのでゼリーだけにする。
そしてこのタイミングで先行する。

しかしあれだけ速ければきっと追いつかれるだろう。
せめて最後の峠をクリアーしてしまえば、なんとかゴールまではくらいついていけるだろう。とおもっての先行。


コース最高地点の城東トンネルをクリアー
両脚とも攣っていて力が入らず惰性で下っていく。
下り区間だけウェット
ここまでは時折ポツリポツリと降る程度だったので、雨の予報の中で初めて路面ウェットに。
と思っていたら下りきったところで雨はやんだ。
本当に一瞬の出来事。
追いつかれると思っていたが、なかなか来ない。
これだけの時間追いついてこないことを考えるとコーナーで落車したかパンクしたか。
実業団選手の方はキューシートを持たずに参加していたようだし、常に2人で走るという前提か・・・
どちらにしろ久しぶりのブルベで体がついてきていないから、スピードも思ったように上がらない。
最後のPCでも残り距離を考えると長居はできない。
タイムスケジュール的には7時間を切るペースだが、体調的にはちょっときついか・・・
とりあえず諦めに走るが、無情に時間は進んでいく。
三田からゴールへと続く下りでもまったくスピードは上がらず7時間05分でフィニッシュ。


うっ!
スタートしてからのウダウダした時間で7時間切りは叶えられなかったか・・・(泣)
それでも多分近畿で200kmの最短時間記録更新??(多分)だし、ヨシとしよう。

久々のブルベだったので、最後まで苦しめられたが、いい刺激になったのは確か。
今日はきっとビールが旨いに違いない(笑)


PC1 1時間53分
PC2 3時間02分
PC3 5時間17分
ゴール 7時間05分