2012山岳グランフォンドin吉野 7月試走会の講師でした

昨日は10月6日7日に開催される山岳グランフォンドin吉野の本番前最後の試走会に講師で参加していました。
毎年過酷な吉野の山々を走るグランフォンドとして定着し、完走率が低いにもかかわらず参加者数は増え続け、年々落車などトラブルも増えていたことへの対処法として、この試走会が開催されだした。

昨日は足ノ郷、新伯母峰トンネルへの登り、そして行者還林道と、スーパーロングコースの最大の山場となるコースを実際に走りました。
足ノ郷なんかは登りも急勾配だけど下りは半分ぐらいのところで20%平均。
雨が降ったらコントロールできる能力がないと本当に危険。
この大会のいいところ(だと思っているが)として、他の大会よりはるかに人間力が試されるコース設定。
一応は一般公道を通るサイクリングイベントなのに、限りなくアドベンチャーライド。
自分と戦い、そして自然と戦い・・・
一般受付は8月3日から開始されます。
(奈良県サイクリング協会会員は7月31日から)
https://main-nca.ssl-lolipop.jp/event/granfondo/visitor.html


昨日の試走会でも説明したんだけど、このグランフォンドを速く走るには、意外と思われるしれないが、登りをゆっくりと(と言っても最大心拍数の80%以下だが)したペースを維持する必要がある。
スーパーロングでは200km、約8時間以上走り続けるので、最大強度で峠を越えていると、多分行者環林道では既にエネルギーは枯れてしまい、後半はタダでさえ地獄の吉野なのにさらに地獄祭りとなるだろう。
7時間台でゴールしたときは、登りを常に抑え気味で走りつつ下りと平坦で脚を止めないことを意識。
それでも後半最後の1時間はエネルギーが枯れてきて失速気味だったけどね。


そんなテクニカルで難しいこのイベントだけど、ロングやショートはそこまで過激じゃない。
そして今回ショートコースでは、前日にバスでコースを下見するという企画が開催されることとなり、これまた講師が俺である。
(詳しくはこちらへ)
まぁ分かりやすく言えば一緒にバスでコースを回るときのバスガイドである。
(ちょっとバス酔いしないか心配であるが・・・)

大会まではあと2ヶ月
皆さんふるってご参加いただき、大会前日及び当日お会いできることを楽しみにしています。



受付開始
今回は参加人数が多かったので、受付も大変そう



足ノ郷を前に休憩
朝から川遊びをしたくなるようなうだる暑さ



行者還林道を上るとトンネル
真っ暗で約1km
ライトもきちんとしたものを持っていないと、到底走ることなんてできない



今回使用したバイクはボッテキア・スーパーオッタビオ
ボッテキアのサイトはこちら