2012 BRM226名古屋200

今年2回目のブルベ、BRM226名古屋200に出場してきました。
まだブルベを始めて3年目だし、元々ロード出身で自分のブルベのスタイルは「ファーストラン」だと思っているので、昔から制限時間いっぱいでブルベをに楽しむ人からすると違和感を抱かれて嫌悪感を感じられているのかもしれない。

信号無視をしていなくても、早くゴールすることで信号無視や交通ルールを守っていないと思われている。悲しいことだけど・・・
「へぇ〜、本当に信号守っているんだ」
とあるブルベに出場し、信号で止まったときに後ろの人に言われた言葉。
海外、例えばパリ〜ブレスト〜パリですら信号を尊守している。
前半はオートバイで先導し交通整理をして信号を突破しているのは、それはイベントで大勢が一斉に走って信号に止まらなくていいように配慮されているだけで「無視」ではない。

そんな風にあまりよく思われていないこともあるのは事実だけど、この名古屋のブルベを主宰されている方たちは、出場しても非常に好意的な程度で接してくれる。
時間に制約がないときは、ゴールしてからもついつい長居をして喋りこんでしまうほどだ。


話が逸れたがBRM226名古屋200のコースは去年にも走ったコースで、キューシートを確認以外に見る必要がないぐらい頭にインプットされている。
(それでも実は3回ほど道に迷ったが・・・)
豊田をスタートして信号の多い岡崎を通過し、R1の北側を並行して走り豊川から新城、そして長篠から浜松へ抜けるR257を通って舘山寺、そして弁天島へ行って往復するコース。

岡崎市内の信号地獄、岡崎から高速沿いのアップダウン、長篠から井伊谷への峠、浜名湖沿いの強風・・・200?だけど精神的にはかなりきついコースだ。
去年は大雪で、ずっとペースを作り続けて走っていたが後半はそのまま失速し、高速沿いのアップダウンでノックアウトでブルベでの「盟友」鮫島くんに、残り60kmほど「不健康ぶら下がり機」状態だった・・・


今年は一緒に走れる人がいないので2回目で地の利が多少あるのにもにかかわらず、なんとなく「アウェー感」を感じながらのスタート。
去年のような低温でもないし、精神的に楽だが・・・
ブルベでいつも仲良くさせてもらっている大神夫妻や、新しく知りって行く人たちをスタート前に言葉を交わし、午前7時にスタートした。


序盤の信号地獄区間は無理せずに先行する人に合わせて走る。
ちょっとリードしてもすぐに信号で追いつかれる。
都会のブルベだし仕方ない。力の半分は信号ストップで吸い取られている。
これを含めて作戦を作らないと、あとで痛い目にあう。
とにかく200kmなんでペースを抑えつつも、ある程度はペースを上げつつで好タイムで、願わくば午後3時(8時間)には終えたい。

岡崎の町のはずれあたりで先行開始。
心拍は125〜135で走る。
俺の場合は最大165ほどなので決して低くはない。
数人がついてくる。
多少は先頭交代をしていこうと代わるが・・・ここはやはりロードレース経験者ではないのだろうか、グループで走る走り方がわかっていないようで、一緒に走ると難しいし危ない。
登りは頑張るが下りでペダリングを停止したり、スピードがある程度のっている状態で信号ストップのためにペダルを片方はずして不安定な状態で走って行ったり(直前まで外さない方が安定して安全だ)
おまけに登りの都度、アタックじゃないがペースが上がってきつい・・・
結局俺が先頭でコントロールして走る時間が長くなる。
PC1ではトイレと缶コーヒーでさっさと出発。
ここから一人旅だな、と思っていたら出発して峠に差し掛かったらすごい勢いで後ろから一人やってきた。


特に喋っても来られないし走りも一緒に協力しましょう、と言うことでもなさそう、GPSはつけているけれどコースをインプットしているわけではなさそうだしキューシートも見えるところにはなさそう・・・
普段ブルベで見る人じゃないし、200kmによくいるタイプかな〜と思いつつ走る。
登りになるとペースが上がるので走りづらい。
こちらは極力心拍135をキープして走るようにする。
そもそもファーストランではあるがレースではないし。
1番でゴールできるようには頑張っているが、それはアタックしたり、協力を拒んでと言うスタイルじゃないから、あくまでも自分のスタイルで走っていく。


折り返し手前の浜名湖沿いは何度走っても強風。だけど今日はより一層きつく感じる。
昼からは風向きが変わるかも知れない。
ちょっと運動強度的には少し休んで食料を口にしたいが、缶コーヒーだけで再び走り出す。
食べるんだったら最終PCか、それを過ぎてからどこかで食べるか・・・まずは風対策だ。

舘山寺から井伊谷に抜ける区間の登りでペースを上げられて離れる。
この区間は心拍150近くに上がっていたので、アタックではないが限りなくアタックか。
平坦区間に入ってから徐々にペースを上げて再び追いつく。

井伊谷からの登りも中盤までは135平均で。
その後、先行されて一人旅。
このあたりに来るとずっと先頭で走っていたのでエネルギー的にも体力的にもきつい。
最終PCでピザまんを食べ、向かい風と信号インターバルと戦い始める。

本宮あたりで足が痙攣しスピードダウン。
屋や下り基調のアップダウンでもスピードは上がらず、豊川から岡崎へ入ったところのコンビニでパンなどで「昼食」
この地点で13時43分。
折り返しのスピードを考えると「もしや!」と思ったが、さすがに強風で後半はずるずるとスピードが落ちていく。
ハンガーノック気味か心拍も徐々に低下していく。
もし7時間切りができるなら、と思ったがさすがに無理だったし、そう思ったところからスピードはどんどん下がっていった。


岡崎の信号地獄を抜けてゴールへ戻ってきた。
正式タイムは忘れたが、確か7時間40分強。
終わってみれば前半速かったわりには・・・と言うタイム(笑)
このコースは高低差も比較的少ないけれど何度走っても厳しいコースだ。


今日からコラテック・サニーノが復活、初ロングライドとなった。
やっぱりこのバイクは自分には最高の相性だ


  • 走行時間:7時間49分
  • 走行距離:200.90km
  • 平均時速:27.9km/h
  • 平均ケイデンス:81回/分
  • 平均心拍:122回/分
  • 消費カロリー:7,934キロカロリー
  • 積算高度:1,470メートル
  • ZONE 1:36分19秒
  • ZONE 2:1時間35分40秒
  • ZONE 3:3時間19分02秒
  • ZONE 4:2時間10分50秒
  • ZONE 5:3分44秒

PC休憩時間

  • PC1 2分50秒(缶コーヒーとトイレ)
  • PC2 1分33秒(缶コーヒー)
  • PC3 2分37秒(缶コーヒー、ピザまん

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補給食