BRM723静岡600

600kmブルベでは満足いく走りが出来ていない。
どころか、ほぼすべてのブルベで最後のPCからゴールでの区間タイムで、ブルベの達人たちにタイムを縮められている。
別に休憩時間を多く取っているわけじゃないし流して走っているわけでもない。
パリ〜ブレスト〜パリ(PBP)を考えた場合、そこが一つの不安材料だ。

もちろんそこに至るまでにはかなり高速巡航(あくまでブルベ的に。ロードレースでの高速ではない)をしているので失速するのも仕方ないかもしれない。


今回のBRM723静岡600は、袋井をスタートし天竜〜R257を通って新城、そして新野峠平谷峠・治部坂峠・寒原峠の4連続峠、そのまま下って飯田へ。
そこから中央高速沿いに辰野へ行き、岡谷から和田峠へ。
和田峠を越えて小諸を通って軽井沢。そこで折り返し地点
軽井沢から佐久へ抜けて小海、野辺山高原、須玉、韮崎、身延町から太平洋へ
清水から海岸線を通って焼津へ行き、静岡空港の横を抜けて菊川、掛川、そして袋井でゴールするコース。
登りが半端なく、速く走れるイメージが湧かない。


今回のブルベは0時スタートと変則的
いつもならスタート地点近くにホテルを取ってしっかりと寝るんだけど、今回は自宅で軽く寝て、そして移動中の電車で軽く寝る。
でも実際はどちらも中途半端で寝られなかったけれど(汗)
ブルベのあとに仕事で長野県に行ったりする必要があったため、電車で輪行で会場入り
それが仇となるとは思いもしなかった・・・


掛川に知り合いにピックアップしてもらいしっかりと夕食をとってからスタート地点へ
そしていつも一緒に走るメンバーで走り始める
いつも明るいコースを暗い中で走るので何度かミスコースがあったものの順調な滑り出し。
PC1へ向かう登りでもペースを上げすぎないようにコントロールして2時間49分で到着。逆に速すぎか??
アベレージ29km/hで走ってきたことになる。
このコンビニでは補給関係は足りているのでなるべく早く通過する。


PC1から新野峠頂上まで延々と登り続ける。
40kmで1,000m登るが、途中アップダウンや平坦区間もあり、後半は5%以上で場所によっては10%ほどになる。
この峠で一緒に走ってきた仲間が力尽きて後退。何度かペースを合わせながら走るが先に行って欲しいということで先行する。
あくまでペースを上げず一定で進む。
ここでDHバーを付けた参加者(レギュレーションはDHバー禁止だったような)に一定間隔で合わせられて精神的に辛い
一緒に走るならパックになって走るのが基本だろうし、こちらもかなりの距離にわたって先頭に出ているので先頭交代するなりしてほしいところだ。
見ていると明らかにこちらより走れているし、途中で相当ペースを上げたり止まるほどのスピードにしてみたがずっと一定間隔を保たれている・・・
あくまで協力はしてもらえなさそうだし、目標物としてしかみてもらっていないようだ。
もしかしてDHバーだったし参加者ではないのかもしれない、気を取り直して再び一定ペースで走り続ける。

野峠を明るくなった4時52分通過
ここから少しの間ダウンヒルを楽しみ平谷峠へ
ここが今回のルート前半の最大の難関か
前回400?で走った際、41Tx25Tで止まりそうになりながらクリアー
今回はここと和田峠を考えてインナー39Tだ。
インナーxローで無理しないようにクリアー
ここで問題発生
ずっと調子が悪かった変速だが、ここにきてますます調子が悪い
どうも輪行できた際にRエンドが歪んでいるようだ
峠を下り切ってストップし、少しだけ修正してみる
ここで立ち止まった影響でDHバーのサイクリストに先頭を抜かれて2番手に
何度かシフトしては調子が悪いのを治すように修正してみるが、どうしても完璧にシフトしない
多分曲がっているだけじゃなくねじれているような感じだ
何度か止まって直しているうちにいつも静岡で一緒に走る機会が多い市川さんが合流。しかし下りに入って再び単独になり6時半、PC2飯田のコンビニへ
入れ違いでDHバーサイクリスト出発。およそ5分差か
まだまだ先は長いので少しだけ食べ、そして市川さんと一緒に行くべく少し待つ
そして待っていると後ろから近畿の600で24時間切りを達成し、さんいん1300でのライバル(?)落合くんが到着。
結局落合くんを待って出発することにする
結果的にはこの日一番いい決断だった