雨 雨 雨な週末鈴鹿エンデューロ

週末は散々な天候でした!!(泣)
よりによって梅雨入りが早いだけでもウンザリなのに、なんと台風が・・・
土曜日はそれでも暖かくて、風もほとんどなかったので滑りやすい以外はふつうだったけれど、日曜日は風も強いし気温も低い。それに雨の影響でコースのところどころが川のように・・・
そんな中、多くの参加者が熱い走りで魅了し、関係者全員が逆に勇気をもらったように感じました。
和歌山県奈良県など、近隣の県で警報が出ていたので続行するのか否か?という話もあったようですが、警報が出るまでは走る方向で調整しようということで、ここでも走るみなさんを見ていると「走らせてあげたい!天気もこの状態で耐えて」って
だから最後まで警報が出なかったのは正直驚き。たぶんみんなの熱い走りが警報を飛ばしたんでしょうね


今回も古巣マトリックスのメンバーと一緒にゲストライダーとしてレースを楽しみ、そして安全管理のために参加してきました。
今回はツールド熊野や美山ロードなどが重なったためにスタッフとして参加した選手はマトリックスと俺のみ。
そのため集団を完全にコントロールするのは難しく最悪の事態(落車多発)も想定せざるを得なかったけれど、終わってみれば集団落車もなく、救急車のサイレンが響くこともなく「無事に終わった」と言ってもいいのではないでしょうか。
もちろん滑りやすいヘアピンやデグナでの落車がありましたが、基本的には単独落車のみでした
参加者のみなさん、疲れていると思いますが今週も頑張ってください


悪天候の影響でスタッフもヘトヘト
日曜日は8時間から6時間に短縮されたもののラスト1時間はホントに脚が動かなかったです。
ここまで体力が削がれるのは久しぶり
肉体的だけじゃなく精神的にもきつかった
後半はさすがに先導する体力もなく、コース上に落ちているものを拾いながらの走行
ボトルや交代用のチップの入ったバンド、ボトルや補給食などなど・・・中にはママチャリペダルの反射板など
ラスト30分を切って安原監督もさすがに消耗具合をみて配慮してくれたのか、はたまたグデングデンのオッサンを見て哀れみが伝わったのか定かではないけれど
「もう休んでええど、無理すんな」と
さすが神様と呼ばれた監督、こりゃあと1周でも回らないと申し訳が立たない、と思うものの、マジで脚が固まってしまい動けず終了。
ブルベのように常に自分のペースで走るロングディスタンスではなく、他人のペースで安全確保や本部からの無線の状況を確認しながらペースをコントロールするのは本当に疲れますね。
選手の時は極端な話全く何も気にせず、練習感覚で走っていたので周回数にこだわって走っていましたが(現役時代はスタッフ最多周回数だったと思う)最近は無理せずに一般参加者目線で楽しみつつも事故のないようにコントロールしながらの走行。
さすがに天気が悪かったので和気藹々とはいかなかったけれど、何人かの参加者の方と話しながら走ったりできたのは本当に楽しかったです。
また秋のエンデューロも安原監督からも「是非手伝いに来てよ」とオファーをいただいているので、参加方向で調整できないか検討中です。
でも東京でのサイクルモードとバッティングしているので・・・体が二つにならないかなぁ・・・
いや、絶対鈴鹿エンデューロにしよ


ジロ・デ・イタリアが終了しましたね
コンタドールの圧倒的な強さ、そして激しい2位争い、別府選手の2回のグランツール完走など、連日見るのは無理だったけれど見どころの多い大会だったので気にしてチェックしていました。
総合上位を見てもプロツアーシリーズが年々定着しているのか「ジロは出ない」ということが減っているのか、入賞者や区間賞の選手を見てもイタリア人のみでないのがいいっすね。
ちょっと前までの「世界一大きなローカルレース」みたいなノリが薄くなってきたのは寂しいけれど、やはり世界的なイベントとして魅力のある大会なので、世界各国から一流選手が勝負しに来ているのは見ている側にはいいことです。


6月の12日・13日とツールドスイスの解説が決まりました
ツール・デ・フランドル以来の解説です。
グランツールのように3週間続くレースも素晴らしいですが、スイスのような1週間ほどのステージというのも一度のミスで取り返しのつかないことになるので目が離せないし、同じステージレースと言っても戦略的に似ているようで違うと思います。
そして後に続くツール・ド・フランスに向けて、有力選手たちはコンディショニングの一環としてこのスイスを調整レースに選ぶこともありますし、後に控えた各国の選手権に向けてだれが調子がいいのかも垣間見ることができます。
そんな多彩な見どころのあるスイス、皆さんに少しでも魅力を伝えられたらと思っています。