BRM中部300

先週末、既に600kmを完走しSRは取得している
なので無理をして300kmを走ることはないが、今回の中部300kmは元々震災翌日開催のもので行く予定をしていたし、何よりも急きょ雑誌の取材を兼ねて走ることが決定した。
パリ〜ブレスト〜パリの年ということを加味しなくても最近のロングライド熱は高まっているし、自分自身もブルベやチャリ通、そして自走で長距離をこなすことでたくさんの情報を多くの自転車を楽しんでおられる人たちに伝えられたらと思っている。


ブルベ当日の予報は晴れ、最高23度ほど
降水確率は0%、どこまで気温が上がるのか、装備も考えないと蒸し風呂みたいになってしまう。
日焼けや水分補給にも気を付けないと
参加者もだが自分も装備は比較的初夏使用
誰もがまさか低温で雨などとは予想もしなかった・・・


朝8時に中部でのブルベでなじみのある光明寺公園球技場の駐車場をスタート
この時間のスタートだとホテルで朝食を取ってから走れるので非常に楽。起床してシャワーを浴びて朝食をして、と落ち着いてスタート時間を迎えられる。
スタートまでの準備は前日までにしているので、会場では車から自転車を取り出してホイールを装着するのみ。
とにかくスタート前にバタバタと時間に追われて用意するのが大嫌いというか性に合わない。いつも忘れ物はないか?と気になってしまう


今回は300kmなのでライトは1個でもかまわないが、知らない地域だし念のため2個装備
現在使用しているキャットアイのEL530は十分明るさを確保しているので、最近は充電式の電池を使用。テールライトも含めて充電完了してきた
暗い地域だといくら明るいライトでも1個は心もとないので、今日は2個使用する。
ギヤは53Tx41Tに後ろが11T〜23T、距離も300?なので十分だろう
タイヤはMASSA T2301
このタイヤをプロデュースしてからパンク遭遇ゼロ回!!
パンクしないというのは、ロングライドをしていると絶対的な優先順位だろう
インナーチューブはブチルチューブ
ナイトランでなければパナレーサーのR-Airのような軽量タイプも視野に入れるが、ナイトランでのリスクを考えると多少の重量増でもノーマルチューブの方が好ましい
そんな装備でスタートする


スタートからすぐに3人に
いつものメンバーかな〜と感じながら、みんなで励ましあいながら、ペースを作っていけたらと思うが犬山を抜けて最初の登りで1人に
そしてその後1人合流。どこからか分からないがさっきの2人じゃなかった。
信号待ちで確認すると、先週の名古屋600kmでも中盤でコンビニで会った人だった・・・
先頭を協力していきながら進めるかと思ったが、常に5〜10メートル離れてついてきていたが、アップダウンで離れて信号のタイミングで離れていったようだ

八百津までアップダウンが続くコース
勾配は緩く少し長い
と言うことは復路は勾配がきつく短いということ
帰りのコースを頭に入れながら走っていく

PC1の手前の峠は思っていたよりもはるかにきつく長かった
登っている途中で「まだまだ続くかも」とペースダウン、心拍数を140ほどでキープ
先週のブルベで分かったが、140までに抑えられたら10時間走行ならペースダウンはほとんどしない。
PC1はほとんど止まらない。缶コーヒー1本のみ。レシートをもらうのが目的だ
補給食の類はほとんどポケットのもので100km以上は大丈夫だ
レジをお金を払おうとしたら、横から60歳ぐらいの人に順番を抜かされ、そして店員も何も言うこともなく清算・・・おかげで1分ほど損(笑)タイム狙いのときの1分は大きい・・・


中川辺の駅を過ぎて登り開始
鯉下峠、乳岩神社への登り、そして見坂峠を経て美濃へ
心拍140
今回のインナー×ローは41Tx23T
ゆっくりと21Tもしくは23Tで登っていく
体力に余力を残し平坦区間や踏みが必要な区間に備える
知らない地域で何回か確認がてらスピードダウンしながら走る

美濃からTOJ美濃ステージのコースを一部重複し、PC2へ向かう
比較的順調ながら湿気の多い気温の上がらないことが気になっていたが国道418号を進み、美山大橋をわたったところで急に雨が降り出す
今日は一日晴れの予報だったのに・・・

県道91号平井坂トンネルへの登りをクリアーしたところで雨で路面はウェット
そして下っている最中に大気が不安定なのか雷が。それも前方数kmに激しく落雷!!
止まるべきか進むべきか
という以前にこんな峠の開けたところに止まっても何も出来ないし危険だ
携帯はスタートと同時に電源を切っているので大丈夫、気持ちだけ身をかがめて下っていく。

PC2ではハンガーノックに備えて赤飯おにぎりを購入
雨で体が冷えるのもいやだしさっさとスタート、おにぎりは走りながら食べる
県道79号線は以前スクールの企画で走ったことがあるので、精神的に少し楽。
そして国道157を通って谷汲、折り返しのPC3へ
この時点でボトルはまだ半分残っている。
ミニペットボトルの水を一気に飲みスタート
復路はところによっては路面が乾いている。
後続は約20分後ろに一人、と30分後ろに一人
その次は約1時間、そのあとはかなり遅れている


雨が降ったりやんだりで気温は12〜4℃と低い。場所によっては10℃。
とにかく見坂峠からPC5までは急ぎたい。日曜日の予想がずれたのかわからないが、晩はもっと天気は悪くなるはずだし・・・
PC4では往路の方々がかなり食べるものを買っていたので、特に赤飯おにぎりがない(泣)
仕方ないのでどら焼きを買う
なんでもいいから腹持ちのいいものを食べておきたい。
そして食料を走りながら食べて見坂峠へ
このあたりに来るとそろそろスピードアップは不可能、淡々と、そしてペースダウンしすぎないように走る。

見坂峠や乳岩神社への急坂は現役時代に好きなタイプの登り
急坂を一気に越えるほうがだらだらと長い登りより性に合う
往路が5時感30分ほどだったので11時間前半を狙って走るが徐々にゴールタイムを修正、ベストタイムを更新する11時間14分以内が目安か
PC5ではコーラに赤飯おにぎり、ウィダーゼリー2個でコーラ以外は走りながら補給し前を急ぐ


八百津から犬山までのアップダウン、ことごとく信号に引っかかる
もしかして全部の信号を制覇??そんな勢いだ
1回に1分として10回ほど引っかかりゴールタイムを再び修正
これはもしかして11時間30分も厳しいかも・・・
体力的にももう限界、だがしっかりと補給食をたべたので気持ちも脚もまだ動く範囲
犬山からは若干追い風だったことも手伝い、ゴールは11時間26分、ベストタイムよりは12分ほど遅かった。
しかし300kmで3000メートルほどの積算高度もあったし、一筋縄でいかないコース。
このコースコンデションを考えれば十分なタイムだったか・・・

主催者側の、先頭でも12時間切りは出来ないコース!!
という言葉を覆し(笑)無事にゴールできた


  • 走行時間:11時間26分
  • 走行距離:302.56km
  • 平均時速:27.9km/h(スピードメーター、オートスタート/ストップで)
  • 平均ケイデンス:81回転/分
  • 平均心拍:117回/分
  • 消費カロリー:10,978キロカロリー
  • 積算高度2,885メートル
  • 平均気温:14℃
  • 最高気温:19℃
  • 最低気温:11℃
  • ZONE1 :1時間08分32秒
  • ZONE2 :2時間50分04秒
  • ZONE3 :5時間26分20秒
  • ZONE4 :1時間50分56秒
  • ZONE5 :10秒

PCごとのストップ時間

  • PC1 2分30秒
  • PC2 4分32秒
  • PC3 4分08秒
  • PC4 3分58秒
  • PC5 4分47秒