BRM423名古屋600 その4

時間が遅いことが原因か、雨が止んだことが原因かわからないが気温が一気に下がってくる。
疲労で登りの心拍も130に到達しないレベル
宮峠をスピードが遅いながらも淡々とクリアーし下呂までの下り貴重の平坦でも時速30キロに到達しない。
人気の全くない下呂駅前を通過し、舞台峠を前に再びコンビニで休憩
実は今回PCに指定されたところ以外のコンビニに止まるのはここが初めて
すき家で止まった以外はPC以外に止まらずに来ていた
やはり100?ごとのストップは長すぎたか・・・疲労が重りのように乗っかっているのを感じる


缶コーヒーとソーセージーパンを購入、店員さんが「温めますか?」というので、寒いしお願いしたがこれが仇となる。
舞台峠をゆっくりと登ったのだが、それでもソーセージパンの油がしつこいのか胸焼けで苦しくなってくる
体は脂っこいものを欲しているが、しかし消化吸収する体力は残っていないということか・・・
この後しばらくは胸やけと戦う羽目になった


予想タイムがどんどん遅れていき、中津川のPCには霧の中、明るくなってから到着
予定ではここを暗いうちに到着するはずだったのが
購入したものは自分が欲しいものじゃないものを買っていて、食べ始めてショック・・・
コーンスープを買ったはずが香辛料いっぱいのスープで一口飲んで限界・・・

長居しても疲労が消えるわけじゃない、スピードは遅いがスタートする
ラスト100?はアップダウンが激しい
ここまでは大きな峠でクリアーしていたのが、ここからは小さなアップダウン(小さくもないが)がのこぎりの歯の先のようにやってくる
下りで見通しの良いところは時間を短縮すべくペダルを止めない、登りは体力レベルが下がり切らないようにイーブンペースで走るようにする
ここからはのぼりはすべてインナー×ロー、下りはアウターで17Tぐらいで極力回すようにする

道の駅で缶コーヒー、そしてあと20?ほどのコンビニでシュークリームと、止まる回数が増えてきて、28時間以内が不可能になり、そして微妙に28時間30分以内も不可能に
堤防道路に入ると小さな登り返しでもアウターで登れずインナーにシフト
変速機の調整がずれてきているのか、変速もスムーズじゃない
インナーからもチェーンが2回ほど落ちる
走っているうちに少しずつシフトの微調整がくるっているのだろう
ナイトランの時はチェーン走行の影響で路面はかなり悪かったし、肩や首といった体にもダメージがあったが、自転車にも相当なものだったようだ
ラスト2kmは追い風、もうスピードを上げて加速しようという気にもなれず、28時間32分でゴール
去年走った600?よりも過酷だが寝ずに走り切れたし、膝もトラブルなく走り切ることができた。
そして400?もの間、雨で体力レベルは限界走行でもう走る体力などないが気持ちには余裕があった


これで今年は早々とSRを取得、パリ〜ブレスト〜パリの出場基準もクリアーできた

走行データ

  • 走行時間:28時間32分
  • 走行距離:605.10?
  • 平均時速:23.6?/h
  • ケイデンス:71回/分
  • 積算高度:6,680m
  • 気温:8℃
  • 消費カロリー:20,685Kカロリー