チームマッサ明石合宿&ブルベに出場

11日から14日までチームマッサの合宿を兵庫県明石市で行っていました。
チームの半分以上のメンバーが集まって、来週からのレースシーズン突入に向けていい雰囲気の中でトレーニングできたかな。
そして俺も選手たちと一緒に走れて楽しかったかな。
監督特権で1ミリも引かず、トレーニング終了には先頭に出てペースアップ!
監督でよかったよホントに(笑)
合宿3日目の13日には人生初ブルベ、オダックス近畿主催の神戸西200kmに参加してきました。
200kmという距離自体はそれほど抵抗があるものじゃない。ヨーロッパでプロで走っていたころは200km以上のクラッシックレースに出場していたし、それに前後の練習をあわせると280kmとか、一日に最高400kmほどは走ったことがある。
でも荷物を背負ったりライトを持ったり、まして地図を確認しながらってなると思っているようにことは進まない。
今回はチームマッサで走る長距離ライド仲間の笹井と一緒に参加して、自分なりに感じた疑問を笹井にアドバイスしてもらいながら走ってきました。


さすがに前日140kmほど、チームの「練習」として一緒に走っていたし少し不安。
それに今後最も長いブルベに参加することを念頭に参加したので、チェンやチェン切り、タオルに着替え、ミニ工具にはさみ等々・・・最低限ながらいろいろなものをもって走ってみた。

コンビニなどでの休憩を考えると、メーターでのアベレージよりも確実に2キロほどはスピードが落ちていく。
200kmを平均25キロで設定し、4時ごろにゴールするペースで走行。ということは平均が27キロ。そうなると信号でのロスを考えるとあと2キロ以上は速く走らないといけない。
ということはほぼ全工程を28〜30キロ巡航。
荷物を担いで&装着してできるかな・・・
コンビニでの休憩も最小限に抑える方向で、オーストリッチのフロントバッグの中身は補給食関係がメイン。


今回のコースの難所は、CP1までの登りではなく、CP1後のでかんしょ街道と想定。
下手すると全部向い風で緩いアップダウンが続く。こりゃ精神的にもきついよね。
おまけに最も北部を走るので気温も上がらない。ここをどうこなすかが一番大事かなぁ、と感じていた。
案の定ここの向い風で30キロ巡航だったけど、その後は一度コンディションを落とし気味だった。
序盤は笹井がきつそうで俺がペースを作り、後半は笹井がペースを作り・・・
一人で自分と戦うのもブルベの魅力だけど、仲間と協力して一つの目的へと目指すのも、これまた一つのブルベの楽しみ方じゃないかな。
ロードレースはどれだけ相手を利用できるのかって言う心理戦でもあり、冷酷な気持ちを試されることも多い。
けれどこういうブルベはレースじゃないし、速く走るのが目的じゃない。
だからこそ一緒にゴールを目指すのもいいんじゃないかな。


笹井とはお互いにペースを作りながら談笑しつつ走行。
今後のブルベに向けてあーだこーだと言っているうちに姫路まで来た。
ラスト20キロは強烈な向い風でへこたれそうだったけど、16時08分にゴール。
平均25.5キロ(実走行では27.4キロ)
次回は来週の中部で行われるブルベ300kmに参加予定。
ここはササッと軽量で平均時速を上げるかと検討中・・・