さんいん1300 Day1

masahikomifune22009-08-18

昨日はさんいん1300に出場されたメンバー、そしてスタッフの交歓会と言うことで亀岡市内で楽しんでました。
しかしそれにしても先頭で帰ってこられた落合君の話を聞いていると、驚きしかない。
1300キロ、着替えもなく手ぶらだったそうです・・・
笹井なんか多分1週間ぐらい放置しても生きていただろうに。
落合君は京都市内から国道9号線で益田、そして萩へ行ってから下関へ。
そしてすぐにUターンして萩で休憩だったそうです。
錆和田さんが12月に奈良から豊岡まで片道200キロをチャリ通しているのも驚くけれど(それも荷物を背負って200キロを7時間!!それも夜中に。って通勤に400キロって・・・)ホント世の中には上には上がいるって感じです。


さんいん1300 Day1
朝4時にスタートし、晩8時までの16時間ライドの予定を立てる。
10時までに125キロ、4時までに120キロ、8時までに100キロぐらいの予定。
(朝は空気が重たいので体も重い。日中は暑いので遅いだろうと判断、後半は夕方で風も収まり、涼しくて楽。そして何よりアドレナリンが出ているはずだから)
しかし荷物を積載していると、結構このペースはきつい。
そして何より今回の悪天候が行く手を阻んだ・・・

京都市内の洛西ニュータウンを朝の3時にスタート。念のために1時間早くスタートする。
国道9号も福知山までは車で走ったことがあるので記憶にある。だがそこから先は道の、いや未知の世界。
地図を見て大体のプロフィールを把握しておいた。
ライトの明かりは十分足りているが、ナイトランの場合は対向車や追い抜く車が見えているのか気づいているのかは別問題。
常に最大限の注意を払わなければならない。
だから今回は2時間半以上は連続走行をせず、シングルボトル(ロング)だったので飲み物が尽きる前に止まるように決めていた。
福知山を過ぎると分厚い雲が空を覆い、北に向かうにつれて雨が降ったりやんだりの天気に。
そしてハチ北を超えたあたりでは、既に真っ黒の雲が目の前に鎮座。覚悟を決める。
鳥取県では向い風、雨、そして渋滞でスピードは目に見えて落ちていく。
コンビニの軒下で食べたぺペロンチーノスパゲッティは、後半はスープスパゲッティか!って状態になっていた。
白兎海岸では渋滞と雨に小休止、全然疲労と精神的に追い込まれてヤバイなぁ〜って思っていたときに、バイキンTVの樋口君に偶然会う。
これが実は少し精神的に持ち直せたけれど、それでも琴平町では雷を伴う豪雨で今度は大休止、コンビニでお好み焼きと温かいお茶を買う。

止まると平均時速は一気に下がる。ゆっくりでもペダルを回すように心がけ、島根県に入ったときには薄暗くなり、宍道湖での夕陽スポットでは写真を撮ることが出来なかった。
と言うよりも雨と先を急ぐ必要でカメラを使う余裕などあるわけもなく、今回の荷物で一番無駄だったのはカメラだったかもしれない。
出雲の先の道の駅で今日の日程終了。
400km弱。
まだ行けそうだけど、これ以上行って真っ暗の中で事故をしたり力尽きたときに後悔しきれないだろうから、敢えてここでストップする。

これは自分自身との戦いではあるが、レースではない。
間接的には参加しているメンバーとは戦っているかもしれないが、交通を遮断して行う形態のイベントとは訳が違う。
それをすべて含めて「遊ばなければ」いけないイベントだし、それが出来てこそ楽しいイベントなのだ。
だからここで今日は仮眠。
この道の駅「きらら多岐」は、室内スペースを開放してくれており、仮眠には最高の環境だった。

初日のキーワード

  • 今回チェーンは新品にしたにもかかわらず、400キロで3回注油
  • 大型車からの水しぶき叩き付けですごい勢いで油が抜けてました
  • ライトは前後とも必ず1つは点滅で常時つけっぱ
  • 回転は75回転をキープ
  • ポプラのお弁当はご飯多いし旨い
  • きらら多岐の道の駅は仮眠に適している。
  • が、大田の先温泉津にあった(と思う)のガソリンスタンドのシャワー、洗濯機・乾燥機完備の方がよかったかも・・・



道の駅ハチ北より。
もう目の前に見ちゃ行けないような分厚い雲が・・・



鳥取県へ突入。
路面は既にウェットです。



一日中雨の中を走っていると、手がふやけすぎて痛いです。