止まらず進むべし英訳すると・・・チェ〜〜ンジ!か?

今シーズン跨るサドルはフィジークのアンタレス
フィジークがアリオネの後継モデルとして力を入れていくサドルだ。
アリオネもなんだかんだで6年以上続くロングセラー。俺も2003年シーズンより使い続けている。
とにかく癖がないと言うか「不可」がない。それが何よりも未だに売れている理由だろう。
俺もずっと愛用しているからね。
そして今年もフィジークでサポートしてもらえるけれど、支給されたのがアンタレスと言うわけ。
今の時点で売れるものを無理に変更するにはそれだけの理由があるはず。
実際に使ってみると、よりコンペティシブな乗り味と言うか、硬いけれどホールド性が向上しているように感じるし、アリオネを愛用する競技者には意外と違和感がないかも知れない。少なくとも俺は違和感まったくなし。
アリオネで少し気になった柔らかさが解消された感があり(だから昨年はアリオネCXカーボンを使用していた)、使い出してすぐに「お気に入り」に仲間入りだ。
おまけに今回取り付けたフォーカス・カイヨとはカラーがぴったりだしね。
そういえば全然話は違うが、今年の実業団のシステムの変更に、関西シクロクロスの会場でも戸惑いの声や、それこそ拒絶感が伝わるような意見が多く聞かれた。
サドルとは多少違うけれど、いくらよくても「より良い」ものを作り出そうとすれば、それは拒絶感のようなものはあると思う。
サドルでも「これしか使えない」って意見はよく聞く話だし、実は俺も一度まったく合わないサドルで苦労したシーズンもある。
俺の個人的な意見だけど、進んでいく、改革していくと言うことは大事だと思う。
今回の実業団のJサイクルツアーも、若干コミュニケーション不足などで理解されていない部分があり、その部分が先走りしている感があるようだ。
俺も実は連盟サイドが言い切っていたルールの部分だけを見れば、今年立ち上げるチームマッサのことで戸惑いもあったが、実は実業団連盟も初年度でまだまだ完成していないため、相談してみると意外なほど柔軟な姿勢で、今シーズンよりも来年以降に完成させていき、今まで歪んでしまった実業団のシステムをもっとスマートにしていこうと言うことだと解釈している。
一度確認してみていいんじゃないかな?
まずは従ってみて意見をしていく。
これは今回のJサイクルツアーにしてもサドルにしても、なんとなく似ているかな、とサドルを通じて書いとこうかな、と感じた。
もちろん俺も100%完璧なシステムじゃないと思うところあるものの、じゃあ俺がすべてに携わり、落としどころまで設定したかというと、まったくタッチしていない。それで偉そうに反対意見を言う立場じゃないだろう。

過去にUCIも何度となくシステム改変を行っている。
俺たちの頃のUCIポイント制度では、アジアや日本で獲得したポイントで世界ランキングが発表されていたため、ヨーロッパのスーパーアシストよりも日本人の方が上ということもあった。そりゃありえん…
そして今はプロツアー制度。
要するにプロツアーランキングポイントを獲得しないとプロツアーには関係ない。
だから近年微妙にヨーロッパツアーの上位選手の名前にも変化が現れている。
プロツアー以外はなんとなく「捨てレース」っぽい…
じゃあ何が完璧か?って言われると、あちらを立てればこちらは立たず。
だからこそ試してみて落としどころを見つけたり、もしくは改変していくのだろう。
ブログを書いているパソコンだって、ウィンドウズ95以降に何回OSを発表している?
ちゅうことでそろそろJサイクルツアーのレースの申し込みや実業団のレースの発表もあるだろうし、気合入れていかないとね。
そしてアンタレス、これから走るためのモチベーションになりそうです。

明日からチームマッサの合宿をニューカレドニア(に関西よりも若干、ほんの少しだけ近いところ)にて行います。
本当はニューカレドニア行きたい・・・



チームカラーか?というフィジーク・アンタレス
アリオネ最高!!って感じのサイクリストには違和感があまりないと思う。
しいて言えば、あまり乗らない人だとポジションが定まらないと硬さが気になるかも。
でもペダリングのロスが少ないし、ペダリングがスムーズに感じた