アスリートとして最後の日

masahikomifune22008-12-31

2008年最後のトレーニング、いやアスリートとして最後のトレーニング、何度も何度も走ってきた京都府和束町で吹雪に遭った。
オランダへ行く1ヶ月前、高校卒業式までの1ヶ月間、何度この和束町で体に雪を積もらせて走ったことか。
そして選手として最後の日、突き刺さるような冷風とともに雪を浴びて突き進む。
妙に懐かしい。
もしかして最後のプレゼントか・・・ありがたい。


裏白峠。
今は使われていない旧道を何度も何度も登ってきた。多分1000回は越えただろう。多いときには一日4回登っていたから。
初めてこの峠を登ったとき、あまりの険しさに足を着いて休憩してしまった。
一番速かった時は頂上付近のみ時速25キロほどであとは30キロ以上が目安だった。
選手として最後の裏白峠でした。


午後からは子供と一緒に遊ぶ。子供は冬休み、今まではあまり遊んでやることはなかったからね。
近所の公園でラジコン。
俺の時代にはわざわざ公園などに行かなくても、道路でも十分楽しめるぐらいの交通量だった。
自転車も幼稚園の時には国道を横切っていたし…
時代は流れていく、そして俺もいつの間にかここまできた。
今日がスポンサーのために戦うのは最後。
もちろんレースはないけれど、スポンサーロゴの入った、チームのウェアーを着るということは戦うための勝負服。
明日からは気分一新のはずなのだが、何がどう変化するのかは俺にもわからない。
とりあえずは年末年始に日本にいるときの恒例である山中越え(比叡山)への初日の出ランに行ってから考えよう。
もしかしたら初日の出が何か教えてくれるかもしれない…

今年1年、みなさんありがとう。
本当に長くもあり短くもあった1年、この2008年は俺にとってすべてにおいて記念すべき年でした。
それを支えてくれたすべての人に
ありがとう

そして2009年
NEXT STAGE(次の舞台へ)