サウスチャイナシー第4ステージ終了 ハプニング!

佛山にて

第4ステージは佛山(ふぉーしゃん)の街の周りを回る周回コース。
高速道路を延々と走っていくコースで、1周100キロほど。
風や起伏を利用して攻撃をかけるつもりでスタート。
今日は「ゲーム」を楽しめたけれど、最後の最後に大どんでん返し。
ゴールへのラスト500メートルぐらいのコーナーで、先導車がコースミス。
そのまま集団はゴールラインへ逆走、結局レースは不成立・・・
遅れてきた選手が「俺が一番だ!」とか「逆走でも一番に進入したから優勝にしろ!」とかパニックに。
でも先導車が間違ってしまった以上、レース不成立・・・が一番無難かな。
気を取り直して明日頑張るしかない!わな・・・
ゴールしてから審議の結果、賞金は全員で均等割り。
セルゲイは今日は強烈に調子よさそうだったし、明らかにマレーシアの連中よりも踏めていた。
俺は結局今日一日で何回アタックしたんだか・・・最後はセルゲイの後ろで露払い。
あんまりみんながゴール後に往生際が悪く、ゴタゴタとうるさいから言ってやった。
「いっそのこと再レース、もう一回レースしようぜ」
みんなドン引き。
ってそれでもたったの200キロ。ええんとちゃうの?200キロ「ぐらい」

ベルギーで走っていた頃、一番狙っていたレースはパリ〜ブリュッセル
年々距離が短くなっているが、俺の時代で270キロほど。
ベルギーの国境を越えるあたりでようやくテレビ放送だが、そこから残り100キロ。
まさにもうひとレースな感覚だった。
96年が33位、2001年はラスト60キロの勝負どころでアタックしムセウやハンス・デクレルク、ゲールト・ファンボントなどが追従。
それがテレビでどアップで映り、ランドバウクレジットの役員連中にウケまくり、契約が一発更新だった。ちなみにゴールは60位ぐらいだった。
2002年はベルギーに入って攻撃し、シアンドリ、アンニョルート、エークホウトらが追従し先頭グループを形成。
最後は力尽きてラスト数キロの周回コースを回らずにリタイヤした。

ロードレースと言う以上、やはり4時間ぐらいは最低でもレースを楽しみたいかな。
サウスチャイナシーは100キロほどのステージばかりなので少しストレスだけど、短い距離に慣れている選手たちと戦うんだから、自分の気持ちの持ちようではかなりいい感じでは戦えるけどね。

明日は広州大学構内でのクリテリウム
単調なコースで逃げ切りは難しいけれど、過去毎回のように「あわや!」と言う状況で、リーダーチームが追走して振り出しになっているコース。
今年は攻撃して逃げ切れるようにしたいなぁ〜〜



俺のイニシャル「M」に惹かれて・・・
スパイシーチキンバーガー(だったっけ?)辛過ぎやし・・・