砂男

今週末は関西クロス第2戦、砂地獄のマイアミ、そして翌週は讃岐クロス。
まだ告知されていないかもしれないけれど、関西シクロクロスさんの方で土曜日にマイアミのコースにて講習会を行います。
もちろん講師は俺。砂男の異名を持つ俺なので、登場は砂の中から…ということはありません。
講習では基本的なライディングのことを行う予定です。
定員があるようなので、告知されたらすぐに申し込みしてください。
よろしく。
マイアミのコースは砂と水辺のラインが名物になっているけど、俺が思うに水辺は無しにして思い切ってランニングコースにしてもいいんじゃないの?って思う。
昔の黒部もランニングが重要なコースだったね。
スピードコースと言う考えは大事だけど、スピードが乗りにくい、重いところとスピードのコンビネーションが大事だと思うから、加速→砂→アスファルト→砂→加速→コーナー、みたいなコースの方がいいかな。
減速ばかりだとマウンテンバイクのほうが有利になってしまうしね。

砂の走り方で大切なのは、埋まらないように走るということ。
マイアミは過去2回出場して空気圧は34mmのタイヤで1.5気圧ぐらい。
多くても32mmで2気圧ぐらいかな。
あとはどこで思い切ってランニングに切り替えるか…


砂と言えばベルギーのコクセイデ。
94年の世界選手権開催地で、俺の師匠であるポール・ヘレイガーが優勝。
これは99年のワールドカップに日本代表で出場したとき。
34mm2気圧で出場したが、まったく走れなかった…



2001年の野洲川
このときは時計逆周りで、河原に降りたところが砂!
ここで一気に勝負をつけることができた。
このときも34mmのタイヤで、他のパートでは重いので差をつけられなかったが、ここで一気に勝負を片付けた。



マイアミが始めてコースに加わった2005年。
冷たい雨と砂で、これ以上過酷なコンディションはない!って感じだった。
ゴール後の表彰も寒くて集中していなかったし。