あと1週間

Harelbeke(Belgium)

あと1週間の滞在、ここまでの3週間は進んでいるときは長く感じたけれど、振り返るとあっという間に過ぎている。
何か忘れ物してない?
俺の場合忘れ物がゴールスプリント以上に得意なので、注意しないとすぐに忘れ物している。
だいたい忘れていることに気づくのも忘れているぐらいだから。
週末はドイツのステインフルトでのレースに出場。
1周9キロほどで、ところどころフランドル並みの狭いコースを220人出走!!すさまじかった。
なんども集団から抜け出すも、集団は長くて細切れになってもすぐに一列になり回復、そして集団に吸収されちゃう。
13人が逃げ切ったあとの集団でゴール、24位だった。

金曜日はスキルシマノの選手が滞在する家に泊めてもらい一緒に練習後、アーネム郊外のマルコポーロ時代の友人宅に泊めてもらった。
アノ・ペデルセン、俺と同じ歳で沖縄や北海道にも走っている。
今は選手を辞めてデンマークのチームFARSOのスタッフ。
コンピューターや携帯など機械ものは大の苦手で、家のデスクトップパソコンも調子悪すぎ(5年間デフラグ経験なし!!全体の断片化が33%をオーバー…)、ノートパソコンも買って半年でインターネット経験なし。
携帯はいまだに電話以外の使い方がわからないらしい今どき珍しいやつだ。
そんなアノの家に2泊、再会を誓い彼の家を後にした。
そしてレース後には先週世話になったジェッフリーと一緒に遠征し、レース後にはジェッフリーと彼女の3人でまた食事することに。

こうやってみると、今回の遠征では今までの事を整理するような意味合いが強かったはずなのに、また新たな出会いが生まれている事に気づく。
もう会わないかもな…と思っていてもお互いの立場が変わり、どうもコリャ下手すると一生付き合いそうだな…とか、人の輪が広がっている。

あと1週間。
天気もようやく13度ぐらいと「暖かく」なってきている。
頑張っていっぱい走ってきます


コルトレイクとウェヴェルヘムを結ぶ運河沿いの道。
ベルギー滞在時代は何度もこの道を走ったものだ。
これを逆走してフランス国境を越え、Armentiereから北上しダンケルクへ行ってデパンヌを回って帰宅とかね。
今回はあくまでウェベルヘムからだけだったけれど

トップの写真は、6年住んでいたハーレルベーケ(ベルギー)。
フランドルの前の週に行われるE-3のスタートゴール地点、そしてデパンヌでは2日めには住んでいたアパートの真ん前が補給地点でした。