ヨーロッパ Day10

朝起きてパソコンを立ち上げると8時半。
ってことは9時半だよな?
と大急ぎで着替えて朝食。
いくらなんでも日曜日と言えど大の大人が9時半に朝食、いくら居候でもやりすぎだろう…
と誰もいないキッチンでの一人の朝食中に時計を見ると8時半。
どうやらパソコンのほうは自動でサマータイムの修正をしていたようだが家の中の時計、そして俺の体のほうはもちろん自動じゃない。
昨日はE-3、そして今日はブラーバンツ・パイル。
1週間後にフランドルを控え、ベルギーのプロロードレースはもうそれこそお祭り状態。
この状態が4月いっぱいは続くのだからレース好きにはたまらない。
でも ベルギーで走っていたときもそうだけど、テレビをまともに見るの結構大変。
ベルギーでは年間延べ240日だったか自転車関連のテレビを放送しているとかだったはず。
この時期は自分自身が上記のレースに出ていたし(E-3のハーレルベーケに住んでいたから、E-3の時には着替えてスタートの更衣室へ自走だった。ゴールのマルクト広場まで1キロ強しかなかった)テレビはいつも録画するものだった。
あとからレースを振り返り、自分の動きはどうだったか?とか、その他の展開もチェックしていた。

そういえば水曜日のドワール・ドール・フラーンデレンに引き続いて今日のブラーバンツ・パイルにも優勝したシルバァン・シャバネル(コフィディス)、すばらしい独走力だった。
追いすがるジルベールを徐々に引き離し、そしてウェットのコーナーもジルベールよりもはるかにうまくクリアーしていたし。
シャバネルは今シーズンからパーソナルトレーナーを雇い、今シーズンはいつもより2,000km多く走りこんだらしい。
フランス人として初めてブラーバンツ・パイルを制し、次週のフランドルも優勝候補の一人だ。
気になるボーネンカンチェラーラはお互いをマークしすぎたかE-3では沈没。しかしコンディション的には良い仕上がりらしい。
クイックステップは全体的に若手ばかりになっているのが気になるところ。
その点チーム全員が自在に動ける可能性のあるCSC、ナイエンスとシャバネルのコンビネーションがこのところは待っているコフィディスなど、面白いところがたくさんある。