トレーニングだけが仕事じゃない

タイヤテスト

自転車選手って言っても、毎日トレーニングしてレースに出ているだけで生きているわけじゃない。
それはきっとヨーロッパのプロ選手も同じだと思うんだけど。
今週は純粋にトレーニング!っていうのはほとんどなく、自転車には跨っているけど上記のようにトレーニング&レース以外の用件が多かったかな。
プロになったときからほぼ一貫して使い続けているナショナルタイヤさんのタイヤ。
Panaracerブランドといった方がわかりやすいかな。
そのパナレーサーのロードタイヤのテストをすべてじゃないけど担当させてもらい、今後の製品つくりのお手伝いをさせていただいている。
今回は春以降の新製品のための走行テスト。
いつも決めている場所が近所であり、そこを朝からタイヤを交換しながら夕方まで走り続ける。
担当してくれている宮路さんが周回コース上に基地を作り待機。テストしては次のタイヤに交換、そしてテストと繰り返す。
俺も寒いけど宮路さんも相当寒かったに違いない。

この俺の設定している周回コース、結構きつい。
下りのコーナーリングやブレーキングのパフォーマンスを理解しようと思えば、一度上らないといけない。この日は朝から夕方まで登って下って…
かなり興味深い製品もあり、自分の意見などもどう反映されているのか気になる。
それにこういうお仕事は、机の上ではできなくて、やはり俺たちのような極限まで追い込んで情報を理解する能力のある人に限られるし、そういうお仕事をさせてもらえるのは楽しいしイヤじゃない。ただある意味練習よりもきついけどね…

そして昨日はバイシクル21誌の取材。
チームメートと一緒にトレーニング風景を写真撮影、そして特集記事用にインタビューが。
3月号では掲載されると思いますので、ぜひぜひ買ってみてください。

走行テストを終えると宮路さんが次のテストタイヤに交換。その間にフィーリングを確認したりレポートを作成したり…