帰国

たったの１０日間ほどなのに、すごく長い間ヨーロッパにいたような…そんな不思議な感覚のヨーロッパ滞在だった。
正直なところ、今回の遠征が｢選手｣としての渡航は最後かな、と覚悟して挑んだけど、まぁレース自体が納得行く形で終えたわけじゃなかったし、それ以上にベルギーから戻っての４年間は一体なんだったんだろう？って…結局再び選手としてヨーロッパに行く、と言うか行きたい！って気持ちになって戻ってきてしまったような気がする。
この１０日間がすごく俺にとってよいリフレッシュメントになったことは確かなんだけど、今まで自分の奥底にうまい具合に沈殿してくれていた｢毒素｣も、今回の遠征で再び巻き上がってしまったのも事実かな。
ホフさんに空港まで送ってもらい、別れるときに抱擁されて泣いちゃうかも？と思ったけど全然。それどころか必ず戻ってくるよ！って気持ちになってしまった。

帰りの飛行機はかなり空席の目立つ状態で、初めてリラックスして帰国できた。
だいたいどんな乗り物でもあまり寝られないんだけど、今回は７時間ぐらいは寝ていた。前日も６時間ほど寝ていたのに。
今のところ時差ぼけはあまり感じない。今は早く家に帰ってゆっくりしたい。
あ〜〜、風呂に入りてぇ！！