北の果てヘーレンフェーン

Frieslandの景色

オランダ・デンハーグの知り合いのところから、ヘーレンフェーンへと移動。
ここは高校を卒業して最初に渡欧した場所。そして右も左もわからない俺を受け入れてくれたホフさん一家の住む場所。
ホフさんとは今でも家族同様に接してもらっていて、今回も俺にとっては「里帰り」だ。
ヘーレンフェーンはオランダの北部「フリースランド州」にあり(ちなみにアムスっ子にすると、フリースランド州はオランダの北の果て、たった120キロなのに言語も違うためにそう思うようだ。150キロ以上離れたベルギーのアントワープは遠いとあまり言わないのに・・・)コガミヤタやバタヴァスといった自転車メーカー、スピードスケートの競技場がありワールドカップが行われる(俺にはスケートシーズンオフの車のショー会場としか記憶にないが)、そしてオランダのサッカーリーグで活躍するヘーレンフェーンの本拠地である。

今ホフさんの息子はそのままヘーレンフェーンに住むも、マルクスとアンチェのホフさん夫妻はヘーレンフェーンから20キロほど郊外のシント・ニクラースハの外れに住んでいる。
久しぶりのフリースランド。俺の第二の故郷。
昨日は到着後、すぐにバイクを組み立てて走り出す。もう我慢できなくって・・・
18歳の頃に見慣れた景色。あの頃と景色はほとんど変わっていなくて、見る側だけの時間が過ぎているような不思議な感覚。
明日は「弟」であるヤン(ホフさんの次男で、一緒にレース活動をしていた)の息子マールトゥン12歳と一緒にトレーニング。
今からはシクロクロス競技を始めていて、同世代のアドリー・ファンデルポールやエリック・デッカーの息子に勝てないと悔しがっていた。相手は高価なホイールを装着しているらしく、会うなり「日本じゃ○×のカーボンホイールは高いの?マサのオンラインショップだと安いのか?」と聞いてきて、ヤンは苦笑・・・
うちも10年もすると苦笑する日が来るのだろうか。

ホフさん宅で夕食。ジャガイモ、ニンジン、ミンチなどオランダ的な夕食

朝食。18歳からの大好物であるチョコ。これとおいしいマーガリンがあれば、何枚でもパンが食べられる

この冬お世話になったArgon18のシクロクロスバイク。オランダに着くなり組み立てて、第二の故郷ヘーレンフェーン界隈をトレーニング。