SAKE!

国内未発売のKOGA

先日、希望が丘のレースでいつも応援していただいている方にお酒を誕生日プレゼントに頂いた。
奈良のお酒で、まだ醗酵中で振りまくったシャンペンのようにいくらでも泡が吹き出してくる。
帰宅後から俺の口は既に日本酒モード。嫁と二人で誕生日ということで少し飲もうとグラスを用意し・・・ゲッ!いくらでも泡が生まれてくる・・・
少し開けては閉め・・・また少しだけ開けては閉め・・・
の・飲みたい!でも泡が吹き出してくるので開けられない・・・
よ・よ・ヨダレが
およそ15分格闘・・・そしてついに!
旨い!
待った甲斐があったというものだ。

今日は世界選手権シクロクロス女子代表の豊岡選手のコーチ。
一緒に俺の練習コースを走りアドバイス
今まで世界レベルのレースで走ってきて思うのは、シクロクロスに必要なことはコースをはじめ、自分を取り巻くすべての状況をどれだけ的確に先読みして行動できるか。まるでチェスをやるかのように、冷静に、そして計画的に、時には突発的にこともあるだろうが、そういうときにも冷静に最も最小限の被害になるように回避する能力が問われると思う。
ロードレースも基本は同じだが、ロードレースの方がより他力なところがあって、まぁそれだけ相手をどれだけ利用できるか、利用するかにもかかっているけど、シクロクロスはもっと自力的な要素が強いと感じる。

豊岡さんと一緒に走っていて感じたのは、性格がタフというか負けず嫌い。身体能力も強いからまだまだ走れると思うんだけど、女子選手全般に言えるけど、下りの能力、先出の先読みの能力が乏しい。これはある程度回数を重ねて上達するしかないので、世界選手権までは仲西@NOKOサポート仲間ということで練習に付き合おうと思う。

俺の場合の練習は「来るもの拒まず、去るもの(逃げるものも)追わず」が基本だ。
弱いということは別に俺の練習に参加を拒否する理由にはならない。もし俺が本当に追い込む練習で足手まといに感じるならば、その日は最初から人を誘わないか、もしくはそういう練習に適したメンバーしか誘わない。もしくはその旨を伝えて一緒に出発する。
交通量の少ないところで一緒に走ることは、自分達から何か得ることがあればそれは自分のやってきたことを伝承するわけで、絶対意味のあることだし、そして俺自身もいろんな人と走れることで、自分が忘れていたことや、自分の知らない世界を体験できるので、これも絶対プラスになると思っている。

一般の人と比べれば、自転車のスピードは速いかも知れないが、だからと言って普通の人である。(職業は特殊かも知れないが、基本的に一般人である。貴族や公家、将軍様では決してない)
俺の生き方に夢を感じてくれるのは非常に光栄で、自分自身誇りに思うあ、だからと言って別に芸能人や有名人のように敷居を作ろうとは思わない。

昨晩、CMSサイクリングチームで一緒に走っていたメンバーの一人とメッセンジャーでチャット。
中国の方のサイトで俺の落車の時の写真があったらしい。
確かに宙返りしたのだが、背中から落ちたと思っていたら、どうもお尻だったようだ。
このステージだけテレビで生放送だったんだけど、そのテレビの画像からのようだ。

脚の経過
朝晩は冷えてなのか骨、そして引っ張られている靭帯が痛い。たぶんこれも日にちがたてば収まってくるのだろうが。

写真はサウスチャイナシーでスイスの選手が使用していた日本未発売のKOGAです