2018 BRM121近畿200 伊勢200 須賀利御太刀

masahikomifune22018-01-23


今年2回目のブルべ、オダックス近畿主催のBRM121伊勢200。

前回の近江八幡200kmは獲得標高も少なく信号もやや少なめで土地勘も少しあり、まぁそれなりに好タイムと言うかいいリズムで走れる環境は整っていてオープニングブルベから幸先よく8時間を切ることができた。
今回の伊勢200kmは??
信号は伊勢の町付近以外はほぼないという良コンディション。基本的にはアップダウンよりも信号の方が平均時速を落とす。アップダウンがしんどいと言っても平坦よりは下りで足は止められるし、登りよりも意味不明なインターバルを余儀なくされる信号の方がきついしスピードが上がらない、という個人的な答えだ。なので、意外と今回のコースは好タイム、8時間は切れるのではないか?と言う予想だった。


前日は関西シクロクロスのスクールで日吉へ。
自宅から少し遠回りをしながら日吉へ。身体を動かしてやることでペダリングやダンシング時のリズムは良くなっている。やはり自転車は乗ってナンボ。才能で漕ぐタイプじゃないので、1mでもたくさん自転車に乗るほうが良いようだ。


スクールを終え伊勢へ移動。本当なら伊勢ぐらいの距離なら高速道路を使わずに一般道で移動したいが、スクールの影響で高速道路使用。到着は21時、スタートに近い場所にホテルを取り、ゆっくりと体を休めてスタートの朝を迎える。

前回もそうだがスタート時間をセレクトできた。前回に続いて遅いスタート時間。
理由は簡単。1〜2月の場合、路面凍結や気温の低さを考えると早朝はあまりメリットを感じない。同じ寒いなら一度温まっている夕方の方がましだ。
そして何よりも最大の理由は・・・朝食。
8時スタートなら6時半から朝食サービスをしているホテルならばホテルで朝食を済ませてからスタートできる。
今から200kmを走るというのなら、朝はちゃんと暖かいご飯とみそ汁が欲しい。



スタート前のポイントとして、走行中の最高気温そして最低気温、どのぐらいどのような気温と天候で走るのか。これをある程度予測してウェアなどの装備を決定していく。
今回三重県の最高気温は11℃。しかし海岸沿い、それも紀北町などは湾になっていて穏やかな風だろうと推測し最高気温予測は体感で13℃。
そして8時間ゴールと想定して、最初のフォトコントロール32km地点以降は寒さが緩み国道42号を逸れるあたりからは十分暖かくなり、最後の新野見坂トンネルを15時前なので、そこからゴールまでが体感的に再び寒く感じる、という予測。なので最初の1時間ほどだけ耐えしのげば、今日は厚着しすぎてはいけない日だろう、という結論。
意外と?厚着したことが失速の原因になることはある。
汗をかきすぎない、保温はしている。そのバランスが大事だ。


今回のラファのブルべジャージ長袖だが、インナーは半袖を1枚。近江八幡ではインスレーテッドのジレだったが今回はレギュラーモデルのブルべジレ。グローブもブルべグローブ長袖で唯一ウィンタータイツということと、うっすらと脚にはホットクリームを。もし予想を超える暑さに感じれば、ウェアのジッパーで調整できるだろう。


8時のスタートには多くのブルべ仲間たちもエントリー。
スタート前に少し談笑。一緒に走り続けなくても仲間意識が芽生える不思議な関係。レースを通じての仲間たちとはまた違った関係だが、みんないい人ばかり。スタート前の情報交換だったり、和むような会話だったり・・・


スタートと同時に近江八幡と同じパック。正直身体も温まっていないし辛いなぁ・・・もし先頭交代を要求されたら無理をしない範囲で交代しようと構えていたが、結局野三坂トンネルを過ぎて下りきるまで一度も交代要求はなく、ただただ後ろについていた。ここまでが予想以上に速く、これが後半タイムを狙いそうなきっかけとなったのは事実だ。


最初のフォトコントロールは後ろ向きで思っていた以上に看板が小さかったため行き過ぎたが、なんとなく地形を覚えていたおかげで気付いてUターン。たぶん500mほどだけ行き過ぎたか。
素晴らしくきれいな湾をぐるっと回るようなロケーション。アップダウンも小刻みにやってくる個人的には好きなコースだ。


国道260号そして国道42号と南勢を感じながら2つめのフォトコントロールへ。
尾鷲湾、温かさは1月とは思えない。それだからか?アップダウンで比較的身体が軽い。心拍数は130台中盤まで、基本的に140を超えないように心がける。折り返しの道の駅「海山」へは国道左折を間違って右折。1kmちょいだったことは記憶していたが左折は記憶から飛んでいた。右折して約1km、あれ?どこだっけ・・・と、一緒に走っていた人に
「確か左折だったような・・・」おっとorz
大急ぎでUターン。キューシートを横着して確認していなかった。
というのも、各メーカーのGPSによってデータファイルの入り方が違うのか?POLARだと折り返し区間が表示されないようだ。ちょっと今後気をつけなければ。

道の駅海山では汗でミネラルが抜けている、消費カロリーもそれなりだろうということでオレンジジュースと菓子パン1個を購入。
フォトコントール後の登りで千切れた一人が再合流で3人で復路へ。
国道42号を逸れてから再び一人。国道260号のアップダウンは谷を走り抜ける向かい風とのダブルパンチでコースプロフィール的には大したことはないが、かなりパンチがある。
最後のPCで後続が来たので2人でスタート。
最後の野三坂トンネルへの登りは約3km。下っているときに勾配などは確認済み。一緒に行こうよと言ったがかなりきつそう。トンネルまでイーブンペースでペースを合わせて下り基調の県道22号で協力体制で!と思っていたが、先頭を牽いてもらっていると
「脚攣りました」おっとorz
下り基調だしペースを作り2人でゴールを目指す。今回はゴール地点が屋内で駐輪場に自転車を駐輪したりブルべカードに自分でタイムなどを記載することを考えると5分ほど余裕を見て建物には入りたい。ということは15時25分までには到着目標、逆算するとそれなりにタイトだ。
向かい風ながら信号が少ないことは幸いだ。そして信号もほとんど引っかからない。
宇治山田駅前には15時20分過ぎに到着。が、建物の中で迷うw
7時間28分の認定。


前回に続いての8時間切り。
今シーズンは昨年の初めよりもコンディションがいいのか。
昨年から使用しているエディメルクス・ムーラン69も人馬一体な感覚で操れている。

次回ブルべは2月中の四国で開催されるオダックス近畿主催の「とさにっき」に3日間とも走る予定。
徳島〜高知200km、高知〜高知400km、高知〜徳島200kmの合計800kmの予定。
今のコンディションなら3日間とも何とか走り切れそうだ。ただこの時期は1年の中でも不意打ちのような寒さを食らうタイミング。荒天さえなければ大丈夫だろうか・・・



7時間半。久しぶりにこのタイムをブレークしそうだ。


自宅から日吉へは自走。
朝早かったが走り出すと冷たい空気が気持ちいい。



前日には関西シクロクロススクールを日吉で。
アップダウン、隠れ石、そして鹿のフン・・・
最近多くの人が急な坂は軽いギヤで登れることが「いい」と思っているようだがそうではなく、一番大事なのは確実に速いのはどれか、を見極めること。
乗車で確実速いならばそれも良し、ランニングの速ければそれでも良し。ということで今回のスクールテーマは「担ぎ」



今回は基本的にナイトランはないのでライトはキャットアイVOLT800を2つ。もっと過酷なブルべやライドの際はVOLT1700を2つで走ることもあるが、重量が倍ほど違ってくるのでハンドリングにも影響する。が、ナイトランでの安全度、走行できるスピードにも差が出る。



南勢は暖かくエメラルドグリーンの海が気持ちいい。



国道42号の三船トンネル
近くにある三船中学とかは、今度時間があるときに訪れてみようかな(笑)