みんなで砂地獄に 暑くないけど熱いぜマイアミ!

関西シクロクロスinマイアミに出場しました。
ん?いつ以来?マスターズで優勝したとき以来??
いずれにしても砂のシクロクロスを堪能できる貴重なコース。
個人的に砂は好きで得意だし、レースという枠の中で楽しむんだったらここかな。
あと、くろんど池もだけどさすがに主催者なので自分自身が楽しむこと前提では考えられないし。
そして全日本選手権。さすがに監修しておいて出るなんてことはダメでしょ(笑)

自分がコース監修させてもらうときは、自分の好きなコースに近づくかな。
得意・不得意は二の次で、やはりドキドキワクワクできるコース。テクニックやパワー、すべてにおいてバランスが良くて、終わってから勝者に心から感服できるコースと言うのが基本かな。
マイアミは砂が得意という前提ではあるけれど、パワーそして砂を走る能力をはっきりと区別化できるので好きだったね。

しかし、普段ブルべなどで長時間サドルには跨っているけれど「練習」ってもんはしていない。
前日スクールを終えて風呂入ったら、まるで産まれたての小鹿か?ってほどに脚がプルプル。ちょっと自分が可愛くなりました。
そんな状態で翌日マイアミへ。


試走の段階ですでに大渋滞。みんな砂だし落車しても大丈夫〜落車も楽しい〜〜!って、いやいや、落車ありきで楽しむのはやめよう・・・
試走するのも大変でした。


午後からのレース前に最後にコースのコンディションチェック。
砂はどうでもよくって、全体のコンディション、朝見たときとどのぐらいコンディションが変貌しているかを理解するのが重要。


スタートは最後尾。
下のカテゴリーで大落車を見た後なので、ちょっとテンション下がりまくり。
ちょうど落車の横で見ていたけれど、意外?とみんな下を向いてペースを上げようとしていたのかな。
ペダルキャッチもきちんとできず。
下のカテゴリーでビンディングを一発で装着しろよ!とは言わないけれど、、せめてどこにペダルがあるのかは一瞬下をチラ見するので理解してください。
ということで、皆さんに基本的なアドバイスします。

前を向いて走れ!

そして、砂だったらこけても痛くないし走ろう!っていう誘い方はちょっと重要なところをはしょり過ぎ。低圧で走る難しさ、低圧だからこそ砂以外はかなり難しくなります。普段「超」低圧で走っていない人たちはバイクの挙動コントロールなんてできないし、普段から超低圧で走ることをお勧めします。
最後には、何よりもお互い気をつけましょう。



レースのスタート。なぜか1分後のCL1の選手に茶化されながら・・・
今日は最後尾から砂区間に行くまで、スピードの落ちている区間でどれだけ前に上がれるか。
一緒に走っていたCM1の同志の皆さん、隙間をこじ開けてでも前に上がっていったので嫌な気持ちになられたらすみませんでした。だけどレースなので次回からはちゃんと入れないような隙間にして走ってください。あと当たったときの肘だしは一応「あり」だと思いますが。当たったときですよ。当てに行くのはNGですよ(笑)


砂もC1のトップライダーたちのおかげで走りやすくなっていましたが、…それでもきつかったです。
砂に埋まらないように走らなければいけないのに、引退後は防寒仕様「ミートテック」が標準装備ですので砂に埋もれていく・・・
途中で10位パック、その前にも何人か見えていましたが、これ以上は無理だ。ここでオーバーヒートしそうだったのでペースダウン。そして乗りたい砂が乗れないので一度停車してほんの少し空気圧を下げて…後半はそれなりに砂で楽しんで。
砂は楽しいね。
そしてレースは楽しい。

このレースという世界で20年以上生きたわけだし、この空気が一番最高。
カテゴリーが低くても関係ない。レースはレース。
年内はこれで終了。次は堺に出ようかな、と考えています。


写真は高木秀彰カメラマン
いつも写真ありがとうございます。



今回、長い砂区間は新しい砂が入れられたこともありかなり楽だった。
ここがバサバサの砂だったら・・・今のオレには無理だけど・・・



ランは厳しいね〜でも砂は楽しい。
なんでこんなにきついのに、皆くるんだ???