関西シクロクロススクール開幕

masahikomifune22016-10-24

いよいよ待ちに待った関西シクロクロス2016-2017シリーズがりんくうで開幕しました。
年々シクロクロス人気は盛り上がってきていますね。関西シクロクロスの創成期から知っているものとして、この25年での変わりっぷりに驚くばかりです。
なんといってもシクロクロスを走る女性が増えたことが驚き。
最初の頃なんか女子カテゴリーって一つしかなくて、3人集まるのか?って感じでしたが。

今年もレース前日に開催される関西シクロクロススクールの講師をさせていただきます。


開幕戦前日とあって、多くの方がスクールに来られました。
このりんくうのコース、コースバランスはかなり良くて現役選手だったら間違いなく出場していましたね。ホントいいコースでした。
スクールが終わったころに少し雨が降りましたが、そのおかげ?でますます全体のバランスはよくなりましたね。
平坦でも重いところと軽いところ、コーナーでも速いコーナーと滑る低速コーナー。
1周する間に多様なコンディションが入り交じり、空気圧をはじめセッティングに幅があったのではないでしょうか。
スクール時は比較的ドライコンディションで、それほど路面の凸凹は気にならなかったし、芝のコーナーはグリップやや高めだったので空気圧はやや高めでした。
が、スクール後半には芝もややめくれて高圧だと一気に滑っていくので「やや」落とすほうが良かったかな。
そのあたりの見極めもレースでは大きく左右しますね。



今年はちゃりん娘の秋山華奈さんのコーチングもさせていただくことになりました。
関西シクロクロスは参加人数が多いだけに、女子選手もかなり多いです。
その女子選手にも安全に楽しんでもらうというメッセージを、秋山さんを通じて発信できればいいなぁと思っています。
MTBの経験もあるのでオフロードを走るということに関しては抵抗なくできるのが武器ですね。女性の場合、最初のとっかかりでオフロードが無理という人は少なくないので。
ただMTBシクロクロスはスピードも違うし「できること」「できないこと」があります。それを理解しないと速く、うまく、安全には難しいですね。MTBに限らずロードとも違いますね。

次は来週末の28日土曜日、第2戦スチールの森ひよしで行いますので、時間のある方は是非スクール遊びに来てください。



翌日から関西シクロクロス開幕!ということで、たくさんの人がスクールにも参加されました。



りんくうは速いパートから斜面を使った難しいパートまで変化にとんだ素晴らしいコースの一つです。



「ここはどう攻める?」そんなことを考えながらコースのポイントで解説しながらのスクール。
レースのときに活きる実戦的な内容を中心に。
どうしても翌日がレースなので、基礎を上げていくような内容をする時間はないので・・・(笑)



ちゃりん娘の秋山華奈さんは今年からシクロクロスにも挑戦。



10月23日。
世間一般ではジャパンカップだ、関西シクロクロス開幕だ、と超盛り上がっているその頃、向山でオープンさせたシクロクロス常設コースの監視員当番でたたずんでました。
そして何を隠そう、向山は朝から時雨れていて、雨が降ったりやんだりの天気。アスファルトがウェットだと思ったらドライになり、もう大丈夫かなと北の空に目をやると真黒な重い雲がこちらへ・・・14時半ごろには一時しっかりと本降りに。
さ、寂しすぎる・・・
そんな中、午前中は1名だけご利用の方が。ホンマありがたい。これで利用者ゼロだったらさらに寂しすぎる。そんな状況だったので、仕方なく速く走れるラインを作れるよう一日中グルグルグルグルと周回。危うく体がバターになるかと思いました(古っ!)


12月4日にはこのコースをベースに関西シクロクロスを開催しますが、アップダウンやコーナーリング、特にスピードを上げてのコーナーや減速のテクニックなど、よりテクニカルに変更しました。
向山区の人たちのご厚意でここに常設という形でコースを作らせてもらい、今後はさらにコースを延長して、日本でも有数のコースに仕立てていきたいと思います。

しかし、自分でレイアウトしながら言うのもなんですが、なかなかタフで厳しいコースでした。


何か所かは、スムーズに走れるような轍を付けました。
さて、いつまで残っているかな(笑)



ジグザグエリア。
多分レースのときはここがひとつのギャラリーポイントになるのではないかと予想しています。



ややウェットのコンディションでもそれほど走りにくい感じではなく、タイヤに絡んでくる泥もコースを作った当初よりもかなり少なくなっていました。



14時半を過ぎるとしっかりと雨が