ポテンザ

今回のインドネシア人のサイクリングツアーアテンドでは、久しぶりに2014年のブルべで使用していたヘリウムを引っ張り出しました。
当時はレコードEPSを搭載していたのですが、最近発表された廉価版であるポテンザコンポーネント変更。ダウングレードなのに?と言われそうですが、せっかく新しく発表されたので使ってみようということに。


確かにグレード的にはダウンですが、性能面で言うと一概にダウンと言い切れないものがありましたね。
当然価格を抑えるために素材であったり構成パーツを減らしたりはしていますが、軽快な走りをスポイルしていると感じるほどではなかったです。

クランクは4アームになって剛性を向上させ、変速機はミドルゲージでポテンザに設定されている32Tのローギヤもスムーズに動作してくれていました。
フロントディレイラーは登りなどでトルクのかかっているときでもスムーズにシフトしてくれていたし、お世辞やセールストーク抜きで、1年を通じて色々なイベントやロングライドそして通勤などなど、使いまわすメインバイクにはポテンザでいいかなぁ〜と感じました。


多分日本人の選手・元選手の中ではカンパニョーロのコンポを使用している使用歴は一番長いのではと思うのですが、よくカンパニョーロのパーツは芸術的だ、という人もいますが、全否定はしませんが自分的には「使ってナンボ走ってナンボ」なので、80周年コンポも普通に使用していますし、オールドパーツも街乗りなんかに使い続けています。
眺める楽しさはあまり感じなくて、完成車として、速く走っているときにこそロードバイクの美しさを感じます。
ポテンザには機能美というものをあまり強く感じないですが、昨日休憩したり止まったときにふとバイクを見るとまんざらでもないな、と思いました。
グレードよりも高級感というか、存在感は感じました。


通勤をはじめ、いろいろと使い込んでみようと思っていますので、また経過報告したいと思います。


ポテンザのカラーリングと2014年モデルのリドレー・ヘリウムの光沢ブラックは統一感を感じられ、見た目的にも格好良いと思います。



4アームのクランクになり、廉価版と言えど剛性感抜群
後半に数kmいいペースで単独で走ったけれど、クランクの剛性感はすばらしかった。



ポテンザは最大32Tのカセットを使用することができるリアディレイラーを標準装備。