全日本シクロクロス選手権 飯山

masahikomifune22015-12-08

飯山で開催された「第21回 全日本シクロクロス選手権大会」に総務委員という大会内部の人間として参加してきました。
総務委員って何をするんですか?と聞かれそうですが、実は自分が一番その質問をしたい人でした(笑)
正確に言えば、このコースのアイデアをだして、このコースの形を最終的に決めてどういう意図でこんな形にしたのか、ということを、初めてここでレースを開催した5年前からずっと取り組んできました。
最初の年に
「ここのコースならば全日本選手権をするレベルにある」と言ってオルガナイザーの小林輝紀くんを焚き付けたのはオレで、そして最終的に地元で全日本選手権を開催できるようにしたのが小林くん、そして地元の関係者の方々。
なんと小林くんは今回このコースの杭をほぼ彼一人で打ち込んでいきました。


金曜日に設営をお手伝いできなかったけれど、土曜日の試走時間までに最終調整を少しするだけで問題なかったのは、こちらの意図することをほぼ完璧に遂行してくれた小林くんのおかげ。
最終的には階段を絶対乗車でクリアーできないようにジグザグに急きょしたこと、2つ目の階段後の折り返しポイントを少し高くして、乗車時に路面が見えないようにしたことと、下りの加速でピット前の登りを少しでも負担を少なくしたこと。
それで最終的にはコースオープンが10分だけ遅れたんだけどね。


土曜の年代別選手権はドライの速いコース。日曜日は雨の影響で泥沼になり、平たん区間でも降車する必要のあるところもありました。
シクロクロスのレースらしく、乗降のポイントを見極める能力、滑りやすい泥でもゴールまで集中する能力、すべてにおいて完璧なコースでした。
多分誰も今回優勝した選手たちをまぐれ、運などと思っていないだろうし、みんなが勝者をリスペクト出来るコースであったと思っています。


今年で大きな大会は終了・・・って聞こえない言葉を小林くんは発していたけれど(笑)個人的には近年中にワールドカップか世界選手権、かな???
新幹線開通で全日本だし、そのうち国際空港建設で世界選手権だね、小林くん!!国際空港誘致しておいてね!!


選手の皆さん、役員の皆さん、会場に足を運ばれたすべての皆さん、どうもありがとうございました。
私をコースアドバイザー?いやいや、総務委員として大会に迎えてくださったすべての皆さん、ありがとうございました。

今年で3年連続でコースをプランニングして監修しましたが、多分来年はないかな??
今月23日はくろんど池でのシクロクロス。こちらは監修どころか杭打ちまでやって120%味付けしますから!
参加される皆さん、観戦される皆さん、お楽しみに!!


今回飯山へは北陸道経由で
富山付近ではいきなりの雹!!
大丈夫か飯山は??



すっきりと晴れた土曜日の飯山
大会スタッフでミーティング



まずはコースを回って確認。
ところどころ杭の位置やテープの位置などを修正指示
小林くん曰く「う〜〜ん・・・実は自分で”ここはこのぐらいでいいかな?”って線引いたところばかり指摘されてますよ」(笑)
しかし逆に言えば、基本的なコースプランを小林くんが理解している証拠。そのおかげでコースの修正はほとんどしなくてOKでした。



フィニッシュ地点



試走開始
去年の真っ白なコースがウソのようなコンディション



土曜日の年代別選手権の頃には日が傾き始め、夕陽の中の素晴らしいレース



50代、40代の頃にはナイターレース
すごく神秘的なレースだった



受付・解説・レポート・・・
総務委員でしょ??(笑)


今回のコース確認のための走行ログ