2014BRM614中部600 全部乗せ 01

masahikomifune22014-06-18



朝5時前、スタート地点の愛知県江南市のすいとぴあ江南には、こんな変態コースだというのに80名以上がエントリー(たぶん出走は60名ぐらいか)でにぎわっている。
自分の当初考えていたタイムテーブル通りに走れば、新野峠から設楽が一番寒いかもと予想。
終始天気は晴れという予想なので、気温は一桁に達するかもだが自分の走行スケジュールでいうと新野峠前後付近で多分12℃あたりだろう(これは予想通り)
もう一度おさらいだが、走る前の大体の予想、そして実際自分が狙っていたタイムは下記の通り。

  • PC3高山168km13時
  • 野麦峠頂上221km17時通過
  • PC4波田258km18時10分
  • PC5岡谷302km21時出発
  • PC7下条407km日付変わって15日1時
  • PC8設楽485km5時までに通過
  • ゴール:15日正午 目標31時間

晴れてよかった。
そして天気予報もゴールまでは雨は降らなさそうだ。
こんな峠ばかり、真っ暗闇を突き抜けるブルベで雨が降るとどうなるのか。
それは昨年のSR600の失敗で自分が得た教訓だ。


朝5時ちょうどにスタート。河川敷の堤防道路を走る。
各務原のあたりは信号も割とあるしパックもまだ大きめ、特に注意して走る。
TOJで走り慣れた美濃を抜け徐々に登り区間が増えてくる。
PC1に向けても登りが増えるが先頭パックで走っている人たちはかなり元気、PC1を前に少しペースを落として離れる。
今回はなるべくだが巡航は心拍数を120以下にするように心がけた。

PC1からはしばらく独り旅。
放生峠は完全単独で途中で一人に追いつく。
そして馬瀬川、岩屋ダム、東仙峡金山湖と少し余裕のあるペースを維持しPC2の馬瀬美輝の里へ。
今日一日好天の予報なのに山沿いは雨雲で暗く、そして湿度が高いうえにしっとりと路面は濡れてなんとなく霧のように降っているような・・・
トイレ休憩だけでスタート。
すると後ろから国内のブルベ記録をほぼすべて保持する落合君が追いついてくる。
あれ?今日走っていたっけ??
なんでも今日は最後尾からスタートしたとのこと。ここまで好ペースのパックにも入らず独走で追いつくのはさすが。
待っても置いて行かれるし先行する。
案の定あっという間に追いつかれた。
しばらくはペースを合わせてもらい一緒に走る。
西ウレ峠は標高1,000m越え、どんな峠か事前情報はない。
なんとなく今自分のいる標高と峠頂上までの距離と標高でおおよその勾配を計算する。
距離からすると勾配的には7〜8%までだろうか。走っていても5%ぐらいの区間が多い。
頂上に向けて路面はウェットが少し降ったりやんだり。上からGORE TEXのジャケットを羽織りペースは少し遅めにして体が汗も含めて濡れないように調整する。
頂上ではシークレットポイント用の写真を撮影しそのまま下っていく。
先行していた鮫島くんに合流し3人で走りだす。


PC3高山では、ここから100kmほど走るので補給食そしてドリンクをきっちりと補給。
天気も西ウレ峠の下りの最中に超回復よろしく!快晴で気温もジリジリと上がり暑い。
もしこれが下界だったら強烈に走りにくかっただろう。
補給をしている間に落合くん鮫島くんに先行していく。
スタッフの広瀬さんたちと談笑後、先行する2人に約3分ほど遅れてスタート。
美女街道を通って野麦峠へ向けて快晴の空の下を再びペダルを漕ぎ始めた。




朝5時前には参加者はスタンバイしブリーフィングで注意事項などを聞く。
キューシートも数か所ミスがあったり注意箇所があったり。
必ずブリーフィングは受けるべきだ



オダックス近畿の京都開催を仕切る今野君と
実は同じ枚方市民だ



スタートし600km先のゴールを目指す



今回はキャットアイ・VOLT1200とVOLT300の2個体制
予定ゴール時間から考えると、本当に厳しい下りをVOLT1200で対応すれば約4時間がVOLT1200のお世話になればいい。
あとはVOLT300で対応した。



西ウレ峠頂上
今回はここでの西ウレ峠看板がシークレットポイントの条件。



西ウレ峠では軽く雨が降っていたが、峠の向こうは快晴
路面もドライに



西ウレ峠の下りからは落合くんそして鮫島くんの3人で走る。
2012年のフレッシュではこのメンバーに黒澤くん、上保さんの5人で24時間で600km超えを達成。
国内ファーストランを盛り上げるメンバーだ


美女街道へ
以前から名前がすごく気になっていたが・・・
別に美女が走っていたわけではないw